野々池周辺散策

野々池貯水池周辺をウォーキングしながら気がついた事や思い出した事柄をメモします。

焼酎「不二才」を飲んでみた

2017-01-19 06:23:32 | 日常生活
鹿児島の芋焼酎「不二才」一升瓶を正月に貰ったが、聞いたことのない名前だった。
鹿児島の芋焼酎といえば、「魔王、村尾、森伊蔵」の3銘柄は超有名だと言うことぐらいは知っている。
昔、森伊蔵が欲しくて蔵元電話注文の抽選に何度もトライしたが当選せずで、森伊蔵と魔王の一升瓶はとても入手困難。
だけど、あるところにはあるもので、そこから入手して数本飲んだ経験があるので、どんな味かは知っている積り。
魔王も数本飲んだ。いずれも、最初の飲み味が上品ですっきりした飲み口で、非常に滑らかな舌触りだった。
だけど、最初の一杯だけは確かに他の焼酎にはない上品さはあったが、2杯目以降の飲み進むにつれて味に鈍感になり、
酔いがすこしでも回ると、最初にあった感覚など忘れ、どれも一緒になってくる。要するに飲み味の違い等の能書きを言えるほど
舌は肥えていないし焼酎の味などよくわからんと言うのが本音で、飲み続ければどれも同等に旨い。

  「不二才」
で、「不二才(ぶにせ)」だが、南薩産黄金千貫という芋から製造した25度焼酎とラベルに書いてある。
栓を開け匂いを嗅ぐと芋焼酎独特の臭さが先に立つが、嗅ぎ続けていると消えた(消えたと言うより感じなくなった)。
最初、そのまま口に含み転がすと、甘い。この甘さはいままで飲んだ芋焼酎や他の焼酎には感じなかった感覚。
その甘さ加減は、確かにまろやかで棘がなく旨い。多分、芋の甘さがそのまま焼酎に入り込んだ感覚に覚えた。
で、何時もの様に焼酎30のお湯割りで一杯飲んでみた。たまたまビールの残りを飲んだ後に「不二才」のお湯割りを飲んだせいか、
すぐに体がほてり酔いが少し回る。今日のところは一杯で終わり、また明日まで。

「不二才」の裏ラベルに、こう書いてある。
「わたしゃ薩州薩摩のブニセ
 色は黒くて横這いの小ジックイ
 体ゆすぐって肩怒らせて 大道狭しと闊歩する
 今じゃこげんしてカライモ喰っておって
 大言壮語ぬかしておれど
 やがちゃ天下を跨バイにひっかけ
 足で天下を取ってやる」
熊本にいた当時、鹿児島の鶴丸やラサール出身の友人がいたが、彼ら同士が話すと、同じ九州の出といえど言葉が全くわからず。
だから、上のラベル意味も感覚的には理解できるも、何が書いてあるのか本当は分からない。

芋、米、麦、ソバ、栗、ゴマ等々から作った焼酎もよく飲んだ。宮崎の「百年の孤独」や球磨焼酎の長期熟成40度物も上品で旨い。
でも、加えて言えば焼酎で悪酔いしたと言う記憶がない。だから、今も飲み続けているのは焼酎だけ。








コメント
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