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市民医療講座「知っておきたい感染症~インフルエンザの診断・治療から感染防止まで~」を開催しました

2010年11月12日 | こんなことがありました!
 11月6日(土曜日)に、箕面市医師会・市民活動フォーラムみのお・市立病院の共催で市民医療講座を開催しました。

■ 第一部 
 
 ・「インフルエンザ その病態と対処法」
      (箕面市医師会 前田内科クリニック院長 前田密医師)
  ・「新型インフルエンザの現状と今後の流行?」
      (市立病院副院長 山本威久医師)

       
 前田医師は講演の中で、「風邪とインフルエンザでは、原因となるウィルスも異なり、症状もインフルエンザは感染してから発症が急に現れ、38℃以上の高熱、関節痛、頭痛、筋肉痛などがあります。また、インフルエンザの予防にはワクチンの接種が有効です。」との話がありました。
 
 
       
 山本医師は講演の中で、「今年のインフルエンザの流行予測として、A香港型が流行するのではないか?また、新型インフルエンザは30代から40代に流行するのではないか?と予測されている。インフルエンザに対する備えとしてワクチンの接種を受けましょう。」との話がありました。

第二部
 ・「インフルエンザの薬物治療」
   (市立病院 薬剤部主任 今井秀樹薬剤師)
 ・「インフルエンザ-診断・検査を中心に-」
   (市立病院 検査部主任 藤井啓嗣検査技師)
 ・「手洗いとマスクの正しい知識」
   (市立病院 感染管理担当主任 四宮聡看護師)

    
 今井薬剤師は講演の中で、「最近は、抗インフルエンザ薬として、経口薬のタミフルや吸入薬のリレンザ以外に、点滴薬ラピアクタがあります。」との話がありました。

    
 藤井検査技師は講演の中で、「インフルエンザの診断には、迅速診断キットにより、正確且つ簡単に診断ができるようになりました。発症直後では、ウイルス量が少ないため、発症後12時間~24時間までに迅速検査を受けるのが有効です。」との話がありました。
 
    
 四宮認定看護師は講演の中で、「最近では、手洗いにアルコール消毒剤が石鹸と流水より短時間での除菌効果があります。親指、指の付け根、指先などは、手洗いで残しやすいのところですので、気をつけてよく洗ってください。また、マスクは鼻の上を密着させあごのまで完全に覆って着用し、捨てるときはマスク面に触れずに片方の耳掛けをもって捨ててください。」との話がありました。
 
 次回は、1月22日(土曜日)午後2時から午後4時まで、「白内障」についての講座をメイプルホール(小ホール)で開催します。

 詳細は、「箕面市立病院」のホームページに掲載しています。みなさまのご参加お待ちしています。


<インフルエンザについての正しい知識をもって、日常生活から手洗い・うがいなどを行い、感染防止につとめよう!
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