田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

あなたはだれかのために、何ができますか?

2016-09-24 22:06:50 | その他
 いつもの話題とは少し趣を変えて、私の公務(?)にかかわるシリアスな課題についてレポすることにした。ここ一年の間、ず――――っと考えてきた課題だった。そのことに対して、このほど私なりに一つの結論を出してみた…。 

 私の公務に関してはあまり露わにすることは、いろいろと支障が生じる恐れがあるので控えさせていただくが、私が現在、ある団体の事務局長という役割を担っているということについては過去にも述べたと記憶している。
 その団体が抱える課題は、団体の目ざすねらいをいかに分かりやすく市民に伝えられるか、ということだった。これまでもアピール文としては市民にいろいろ提案していたのだが…。
 私は市民に伝えるには、アピール文ではなく、キャッチコピー的なものが相応しいのではないかと考えた。

 しかし、簡単には名案は浮かんでこなかった。職責として、そのことをず―――っと考えてはいたのだが…。
 そこで、私は団体がねらいとする全てを包括したようなものではなく、最初の年としてねらいの一部を表現することでも良いのではないか、と考えた。
 ともかく現状からの脱却を考えねばという思いが私を支配した。

 奥歯にモノが挟まったような言い方が続いているが、団体が抱える課題とは、有り体に言えば、市民に対して「教育」の重要性をいかに分かりやすくアピールできるか、ということだった。
 そこで私は「教育」とは?という問いに対して「ヒト(動物)が人間化することを助ける(支援する)営み・仕組み」ではないかと仮説を立てた。
 ヒトが人間化するとは、ごく粗い言い方であるが、人間社会において他から必要とされる存在となることではないか、と考えた。
 あくまで「教育」というものの一側面として…。

 そこから導き出された言葉が、「あなたはだれかのために、何ができますか?」というキャッチコピーだった。併せて、団体が目ざす方向として ~子どもたちに「共に歩もうとする力」を~ というサブコピーも付けることとした。

 このキャッチコピーは、事務局の会議を経て、先日の団体の会議でも承認され、これから市民に直接アピールしていくこととなった。はたしてどのような反応があるのだろうか? 私の中では期待と不安が相半ばしている。
 ご意見・ご感想をいただければ幸いです。

     あなたはだれかのために、何ができますか? 
               ~子どもたちに「共に歩もうとする力」を~