田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

極上のエンターテイメント!木下大サーカス

2023-07-24 19:42:26 | ステージ & エンターテイメント
 次々と繰り出される妙技、秘技の数々…、煌めく光と雰囲気を盛り上げる音楽、そして何といっても圧倒的なパフォーマンス。息も付かせぬスピード感で、老若男女を夢の世界に誘う120分間は極上のエンターテイメントと表現するに十分だった。
     
 7月22日(土)午後、札幌においては6年ぶりの開催となる木下大サーカスを堪能してきた。私は6年前に木下大サーカスが札幌公演をした際、子どもの時以来実に数十年ぶりに観覧し、昔のイメージを一変させたサーカスに驚き、感動したものだった。
 しかし、今回の公演にあたっては観覧しなくてもいいかな?と考えていた。ところが知人のK氏が「息子からチケットを2枚譲ってもらったので、一緒に行きませんか?」とお誘いを受けた。観覧しなくてもと考えていたのだが、K氏のお誘いに「6年前の感動を再び」と考え直し甘えることにした。
 会場は前回同様に元月寒グリーンドーム跡地にテントを設営した会場である。譲り受けた席はなんとリングサイドB席という、目の前で妙技を観覧できる極上の席だった。
 開演すると、観客たちはたちまち夢のような世界へ導かれた。次々と繰り出される妙技や秘技に、思わず発する観客の歓声が場内に響き渡る。オープニングショーから始まって以降、いったいいくつの種目(出しもの)が披露されたのだろう?数えること、記憶に残すことが困難なほど多岐にわたった。結局私たちは間に20分間の休みを挟み、正味120分間まさに歓声を挙げつづけ、拍手を送り続けた。
 そのような数多くの出しものの中でも、私に最も冷や汗をかかせてくれたスリリングな出しものは「ハンドスタンディングアウト」という力技を伴ったスリリングな出しものだった。  
      
 その他にも記憶に残るものとしては「空中大車輪」、「七丁椅子の妙技」、「ジャグリング」などが印象に残った。もちろんサーカスの定番である「空中ブランコ」、「オートバイショー」、「動物ショー」なども見どころ十分だった。
  

     

  
 一つ気が付いたことがあった。それは外国人の出演者が目立ったことだ。少しオーバーに言うと、出演者の半数以上が外国人だったのではないかと思えた。外見から伺うと、西洋系の顔立ちながら、身長がそれほど高くないところをみると東欧系の方が多いのではと思われた。「空中ブランコ」や「オートバイショー」は日本人の方だったようだ。外国人の方々はあるいは契約した団員の方かな?とも思われたが、サーカスの世界も国際化が進展している、ということだろう。
 リード文でも触れたが、サーカスはエンターテイメントとしては年代に関係なく、老若男女全ての人たちが楽しむことができる極上のエンターテイメントなのではないか、との思いを強くした私だった。
 妙技を堪能したK氏と私は感動の余韻を引きずりながら、大通公園に移動し、前日からオープンした「大通公園ビアガーデン」で乾杯をしたのだった…。
※ 掲載した写真はウェブ上から拝借しました。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。