田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

札幌ぶらり散歩 44 ビルの屋上に大きな松の木が!

2015-01-09 16:50:20 | 札幌ぶらり散歩 & Other
「札幌ぶらり散歩」とは、札幌市内の歩道のできるだけ未体験のところを歩くことによって、新たな発見や心に留まった光景などをレポートしようとするものである。 

 この物件についてはかなりの人が知っていることかもしれない。大通公園に面するビルの屋上に大きな松の木が植わっている。積雪の多い札幌では珍しい光景のように思われるのだが…。 

                    

 やはり昨年の12月26日(金)のことである。中央区の大通公園の南側の小路を歩いていた。西13丁目のところにさしかかったところで、ビルとビルに挟まれた間から、向うのビルの屋上に大きな木が植わっているのが見えた。
 以前にも見たような記憶はあるのだがはっきりしない。「札幌ぶらり散歩」であたりを意識しながら歩くことで私の視界に入ってきたと云える。
 あまり近づくことができなかったが、何枚かの写真を撮った。

          

 表に回って、大通公園側から見てみようと思った。
 南大通に面して建つそのビルは「丸久中央物産」という会社名が書かれたビルだった。
 二階建てのビルの屋上に確かに大きな木が植わっているのが認められた。
 木の種類は松の木のようだ。ただし、それがエゾ松かトド松か、あるいは別の松の一種なのか、哀しいかな私には分からない。

          

 以前、「札幌では東京などのようにビルの屋上の緑化をなぜ進まないのだろう」という話題になったとき、某建設会社のOBのA氏が「北海道は積雪があるからそうした発想はないのだ」と話をしていたが、緑化どころか、大きな木がビルの屋上に生育しているのを見て驚く私だった。

 驚きついでに、木の種類が気になった。そこでさっそく「丸久中央物産」に尋ねた。
 ところが受付嬢はもちろんのこと、ベテラン社員も「知らない」という。仕事には熱心でも、そういうことって案外無関心なのかなぁ?
 ビルの屋上で大きな木を生育させるということは、そのメンテナンスが大変なことと思われる。コストはかかるだろうが、ぜひとも長く育ててほしいものである。


《本日の霰(あられ)》 
 今日、ウォーク中に札幌の空が激しい霰に見舞われた。
 霰現象は大気が不安定な時に発生するという。一昨々日は雨、一昨日、昨日は吹雪、そして今日は霰と、なんだか年明け早々空に方はかしましいが、何かの予兆でなければいいのだが…。
 ウォーク中に霰に見舞われた私は急いでフードを被った。すると、フードにあたる霰の音がなぜか耳に心地良かった。

          ※ 本日の霰三態です。