田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

札幌ウォーク 69 厚別区・停車場通コース

2009-04-15 16:58:47 | 札幌ウォーク & Other Walk
 停車場通りといういかにも古風なネーミングに相応しく歴史的にも貴重な場所を巡るウォーキングでした。

 コースの正式名厚別区・停車場通メモリアルコース(コースマップこちら紫色のコースです。 往復約4.6Km)のスタート地点は、地下鉄「ひばりヶ丘」駅から少し歩いたところにある「馬場公園」でした。
 馬場公園はもともとこの辺り一帯で手広く農場を経営していた馬場和一郎氏の牧場跡を利用したものだそうです。緩やかな起伏のある公園は全体が芝生で覆われ、余計なものが何もなく利用する人の発想でいろいろ寛ぐことのできる空間になっています。(こういう公園が私は大好きです)
        
        ※ ご覧のように何もないのがかえって清々しく見えます。

 馬場公園からコースは停車場通をJR厚別駅を目ざして一路北上します。
 北上し始めて間もなく、小さな「ひばりヶ丘西公園」があります。その脇に「旧馬場農場のサイロ」が立っています。当時としては最大規模のサイロだったということですが、現在は地域のシンボルとして保存されているようです。
        
     ※ 今ではすっかり懐かしい光景になってしまいました。

 コースは国道12号線を跨ぎ北上を続けますが、やはり国道付近は開発が早かったせいでしょうか、商店や住宅、あるいはマンションなど不統一な景色を見せてくれます。    
 少し道をそれて「厚別中央公園」の少年野球の練習風景を目にすると「春だなぁ」との思いを強くします。なお北上を続けると、やがてJR千歳線の高架下に出ます。
        
        ※ 高架にすることで街が分断されない利点がありますね。        

 JR千歳線の高架下をくぐり、ほどなくすると「信濃神社」の境内に行き当たります。資料によると神社名にあるように当地には信濃地方出身者が多く、明治30年にその方たちの手で創建されたという経緯があるようです。境内は開拓当時の大木に囲まれて厳かな佇まいを見せていました。
 信濃神社を経て、まもなくするとゴールの「JR厚別駅」です。
 厚別駅付近は意外に閑散とした感じで、駅を中心として市街地が形成されているわけではなく、いわゆる通勤・通学のための駅の機能を果たしているだけと見えました。
        
        ※ ちょっと寂しく感じたJR厚別駅前の風景でした。

 復路に少しだけ違った道を通ったとき、JR千歳線の近くの建設会社の屋上に札幌時計台に似せた時計塔が載せられていました。こうした意外な建物は人目を惹くので、会社のPRの効果があるんでしょうね。
        
        ※ 突然現れたので私も驚きましたが、PR効果はありそうですね。

《ウォーク実施日 ‘09/04/11》


(余話)
 今回も神社と公園の写真をアップすることができませんでした。
 専門家にお聞きしたところ、原因が分かりました。
 デジカメの設定を変更することで解決するようです。
 撮り貯めた写真ではこれからも不自由しそうです。
 おじさんにとってPC操作はストレスの溜まる作業です。