たかたかのトレッキング

駆け足登山は卒業、これからは一日で登れる山を二日かけ自然と語らいながら自由気ままに登りたい。

ハス池・宮南池(クンナムチ) 扶余(プヨ)

2014年10月12日 | 韓国



今日は市街地の外れに有る宮南池を散策です

インフォで頂いたパンフレットに寄りますと

韓国最初の人工庭園で634年、宮の南側に池を掘って柳を植え真ん中には島を造ったと記録されており

百済の路子工は日本に渡って飛鳥時代庭園造景技術を伝えたという

蓮華が満開になる7月になると庭園祭りと署童蓮華祭りが開かれる

と記して有りましたが生憎、時期が少し早かった様でハスの花を見る事はできませんでしたが

その代わり水連の優しい花弁が7月の祭りを待つかの様に開花し始めていた事は幸運でした












こちらはコウホネですね






花に見とれて気が付きませんでしたが、よく見ればメダカが泳ぎバンが泳ぎ

トルコ石色をしたトンボが群れをなしているでは有りませんか






それらを私達と同じ目線で見つめる猫の目的は別なのでしょうか

単に日向ぼっこと思いたいですね


とにかく驚くほど広大な面積です

今は緑一色の世界で、それはそれで そぞろ歩くには持って来いなのですが

やはり花(ハス)が咲いていた方が良いのに決まってる









小学生の課外授業でしょうか

こういう風景は微笑ましいものですね




中州で休んでおりますと後ろからご婦人方の賑やかしい声が聞こえてきました

葦の葉影から覗きますとお祭りに向けて枯れた葉の除去作業をする作業員の声でした

偶に大きな笑い声も聞こえます

どんな話をしながら精を出しているのでしょうね




今日も暑い一日です

木陰を求めてセンスを傘代わりに歩いていきますと

柳を揺らす風を受けて寛ぐ姿があちこちの東屋で見受けられました

私達も東屋でしばし風に身を委ねる事に致しましょう




池には島が造られておりまして、古人も遊興に耽ったで有りましょう休憩舎が広大な敷地を引き締めています










一日、たっぷり遊んだ宮南池

何時の間にか陽が西に傾いていました

池に差し込む光は、まるで私達を遠い百済の時代に誘う(いざなう)ようです

そうした時間をもう少し楽しんでみるのも良いかもしれません

私達はもう一度、ハスの迷路に足を踏み込む事にしました


宿に戻る道すがら、おや何て可愛い子犬

雄さんの足元にじゃれ付き離れようとしません

道路の向こうではもう一匹、路駐の車の陰で熟睡

この辺りでは放し飼いしても構わないみたい


残照に浮き出たケぺク将軍の像が見送られて帰った宿までの30分

いい一日でした




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コメント (7)
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