千一夜第2章第952夜 今日も1枚

2016-03-12 22:07:32 | サーフ

2016.03.12(土)

前日が異動による歓送迎会だったため今日は午後からの釣行となった。この私も被異動者の一人である。私は定年退職後嘱託となったが、最初は地元の営業所に配属され朝もゆっくりと出勤出来たものだが、今回は平生町の営業所勤務である。仕事内容はどうということも無いのだが、今までは10分程度だった通勤時間が今度は40分程度掛かるのには閉口だ。嘱託でも異動があるのは堪らない。従ってこの1週間は永くてとてもしんどい時間だった。何時まで気力・体力が持つか解らないが、気力が失せたら辞めようと思う。

前日、同僚釣友Sが明日は行こうと連絡してきたが、私は前日が呑み会なので当日は早くても10時頃になると言っておいた。先に行って場所取りを依頼した。今朝Sに連絡すると、台船が釣り場を完全に塞いだので対岸(西側)に移動したとのこと。12時に荷物を積んだ台船を移動させると言っていたと言うので、それじゃ昼頃台船の釣り場に行くと言った。

旧暦:2月4日
場所:徳山築港
時間:12:10~17:40
天候:晴れ夕方曇り
風  :南弱風のち西風
月齢:3.0
潮  :中潮 満潮10:50潮位305cm 干潮17:10潮位17cm
狙い目:カレイ
釣り方 :サーフ
餌  :アオムシ・スナムシ・ホンムシ
釣果:27cmカレイ1・木っ端ガレイ2・アイナメ2・ハゼ1(Sへ進呈)・メゴチ2(Sへ進呈)・イイダコ1・38cmキビレ(Sへ進呈)・ワカメ
釣友S=(築港西側を含む)木っ端ガレイ10近く・ハゼ・ワカメ

朝5時前にこの釣り場に到着したS、既に先客(恐らく防府のUnknownさんだと思う)が竿を出していたとのことだが2人で暫く仲良くやったようだ。しかし間も無く台船の責任者のお兄さんが来て、並列に並んでいた台船を直列にするので、ここで竿は出せなくなると言われたようだ。それで仕方なく2人で対面の築港西側に移動したとのことだ。移動後、先客は直ぐに26cmのカレイを揚げたとのことだが、Sは10cm程度の木っ端ガレイを3枚程度とハゼなどを釣ったようだ。

私は12時過ぎに釣り場に着いたが、一向に台船を出す気配が無いので変だなあと思っていたら、責任者のお兄さんがやって来て13時に出しますと言った。どうやら1時間ずれたようだが、台船も少し後ろに下がったようで、しかもまだ小1時間時間があるので、台船側(埠頭の北側)を避け埠頭の西側からフェリー乗り場方向にサーフする。従って、竿の方向とラインは90度となる。

始めてから20分程度でまず大きなメゴチが釣れる。私は持ち帰らないが恐らくSが持ち帰ると思ったのでキープする。白身なのでなかなか美味と聞く。その直後、竿先にピク、ピクっとアタリがあったので、このアタリはカレイじゃ無いのは解るのでハゼかなと思ったが、リールを巻く手を緩めた時にコツ、コツっとアタリが伝わってくるので、これはアイナメだと直ぐに解った。23cmと小振りではあるが持ち帰りに入れる。

Sは13時過ぎにこちらへ移動合流してきた。先客は昼頃には帰ったらしい。私は竿を移すのが面倒なのでこのままやると言って、台船が出て行った後の釣り場でSが始める。13時47分、フェリー乗り場方向に投げていた私の竿の竿先がペコリとお辞儀する。リールを少し巻いてみたが反応なし。そのまま2分程度置くと今度は最初よりも強いお辞儀、これは間違いなくカレイだとSに宣言。揚げてみると写真の通り、27cmのカレイだった。

私がカレイを揚げた後は全くアタリも無かったが、14時45分に竿を引くと重い。これはヒトデだろうとリールを巻いたが、揚がったのは何と瓶だ。それにしても針が瓶の中に入っているので可笑しいなあと思っていたら、何と何と瓶の底にイイダコがくっ付いているではないか。餌を食った後で瓶の中に入ったものと思われる。

イイダコを揚げた10分後、竿先が一気に横揺れ、カレイはこういうアタリはしないのでチヌだろうと思ったが、案の定、揚げてみると38cmのキビレだった。チヌは妊婦に食べさせろと言われているが、娘は出産が近いのでもう良いだろうと思いSに進呈した。彼は自分で釣って持ち帰った魚は全て自分で捌くので大したものであるが、今日は彼に大物が居ないので丁度良いだろうと思った。

干潮時の17時10分、釣り場下の岩場にワカメが群生しているのを私が見付けたので、Sが岩場に降りて行き採取する。両手一杯に捕ったが私は3本ほど貰う。一昨年もワカメは生えていたが昨年は無かった。恐らく昨年は誰かが早くに全部採って帰ったと思われる。今日我々が採ったのは僅かなのでまだ沢山残っているが、干潮時じゃないと手では採れない。専門家は竹棒の先に鎌を括り付けて刈るので干潮時じゃなくても採れるが、そこまではしてほしくないなあという感じだ。

今日は干潮時に釣れるかも知れないと粘ったが、風も冷たくなり、曇ってきたので17時30分から納竿準備に入る。納竿時にハゼが1尾釣れたがSに進呈。それにしても、まずまずのカレイというのは私の1枚のみ。ちょっと寂しい。三寒四温を繰り返しているが、水温も結構上がっているように思うのでもう少しは釣れても良さそうなものだ。来週の連休辺りには爆釣モードに入って欲しい。

今日のSはまずめからまずめまでという感じで12時間以上粘ったことになるが、私よりは若いだけあって疲れも見せないのは流石である。恐らくこれが彼の本来のスタイルであろう。私も若い頃はまずめからまずめまでというのが日常的だった時代もあるが’今は昔’である。本来、カレイ釣りはまずめからまずめまでが基本のように思う。

帰宅後すぐに茹でてポン酢で食してみると、これが頗る美味、家人も新鮮だからかねえと言う。もう少し余分に持って帰れば良かったかな。

【3月12日過去の釣行記録】
・2005年小踏日新製鋼波止場、09:30~11:00、中潮、釣果=ボウズ
・2011年櫛ヶ浜港新防波堤、19:45~22:30、小潮、釣果=メバル7

【この日の釣り情報】
・この日の釣り情報はありません。

【旧暦2月4日釣行記録】
・1999年03月21日、末武川河口、昼干潮時、中潮、釣果=アサリ大漁
・2006年03月04日、第2埠頭東側、07:00~15:00、中潮、釣果=カレイ2
・2006年03月04日、笠戸寺崎、19:40~02:00、中潮、釣果=2人でメバル8・カサゴ2
・2006年03月04日、笠戸寺崎入口コーナー、昼間、中潮、釣果=57cmカレイ
・2006年03月04日、上関四代、15:00~21:00、中潮、釣果=メバル15
・2007年03月22日、第2埠頭東側、06:30~13:00、中潮、釣果=カレイ2(36cm)
・2009年02月28日、華西防波堤、18:50~22:40、中潮、釣果=メバル9
・2009年02月28日、笠戸日振沖、昼間、中潮、船釣り、釣果=カレイ14
・2010年03月19日、第2埠頭東側、09:00~11:00、中潮、釣果=ボウズ
・2012年02月25日、櫛ヶ浜港新防波堤、19:10~22:10、中潮、釣果=メバル6・セイゴ1

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コメント (8)
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