第496夜 スナメリについて

2008-04-01 22:59:54 | 釣り談義
2008.4.1(火)

今日から新年度。

久し振りの現場で、今日1日何をしたのか解らなかった。何もかもが中途半端に終わってしまった感じだ。

話は変わるが、ここ2~3日の内に「スナメリ」と言う文字を良く目にした。
周南市の粭島に体長1.2mのスナメリの死骸が打ち上げられていたという記事、光市では22日の地球の日に合わせて、身近な海から地球環境を考えようと「アースディ@瀬戸内2008」というイベントが行われる予定で、「皆で呼ぼう!スナメリクジラ」を掲げて生態などをパネルで紹介したりするらしい。

スナメリは成体でも1.7mほどで、体色は白、背びれは無く、くちばしは短く平たく水産庁のレッドデータブックでは希少種になっている。周防灘、響灘、玄界灘にかけて生息、上関から下松湾ではしばしば見られる。昼間はあまり見ないが、私が夜釣りに行っている時は何度も見かけた。スナメリが出てくると魚にも緊張が走るのか全く釣れなくなる。カタクチイワシやコノシロ、ボラ、イカ、タコ、エビなどが主食なので、当然浅瀬の近海に出没することになる。
実は私も以前、下松市の笠戸島の本浦港でスナメリの死骸を見ている。体長は50cm程度でしたからまだ成体では無いのだろうが、白い体が一層白くなって、酷く傷ついていて痛々しいものだった。昔はこのスナメリを食べていたという話も聞く。

スナメリも泳いでいるのを見ると忌々しく思うが、死骸を見ると可哀想になる。

今日の暦
・エイプリルフール、万愚節、4月馬鹿、罪のない嘘をついて良いとされる日。昔ヨーロッパの新年は3月25日で4月1日までが新年の祭りだったが、1564年フランスのシャルル9世が1月1日を新年としたため、民衆が反発し4月1日を「嘘の新年」として位置付け馬鹿騒ぎをするようになったのが始まり。
・新学年、1886年(M19)高等師範学校が学年暦を4月1日からと定めた。
・新会計年度、1886年(M19)から4月から3月までを会計年度と定めた。会計年度の始期が4月1日となったのは、秋の収穫後の徴税の都合のためであるとされている。
・売春防止法施行記念日、1957年(S32)売春防止法が施行された。
・児童福祉法施行記念日、1948年(S23)児童福祉法が施行された。
・トレーニングの日、1994年(H6)ミズノが制定。トレーニングを始めるのに新年度が相応しいから。
・綿抜、昔はこの日から布子の綿を抜いて袷にした。

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コメント
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