第10夜 初雪初乗り越し

2006-12-29 21:28:05 | 天候・災害
2006.12.29
 初雪である。朝目覚めて窓越しに庭の方を見やると、昨夜来からの雪で植木は薄っすらと綿帽子を被っていた。風もあるようで粉雪が舞っている。雪は道路には積もっていないようなので、仕事納めの出勤には左程影響はないように思える。

 下松駅に着くと、何時もは学生で溢れているプラットホームも閑散としていて、私の勤務先の同僚ばかりが目に付く。世間ではもう冬季休暇に入っているのだ。

 電車に乗っている間はいつも読書の時間に充てている。専門書や純文学、雑学、エンターテイメントなどジャンルは幅広いが、今日は所謂大衆文学と呼ばれるものを読んでいた。読みやすい本だったので、ついつい本に没頭してしまい駅を乗り過ごしてしまった。

 私が勤務している会社は沿線沿いに数箇所の営業所があるのだが、次の駅で降りようとした時、その一つに勤務している同僚の1人が口を開けたまま眠っていた。疲れているんだなあ、もう一日頑張れと心の中で呟き電車を降りた。

 反対側のプラットホームの階下で、寒さを凌ぎながら次の電車を待つこと30分。何と寒かったことか。乗り過ごしは出勤では初めてで、帰りには二度程ある。朝からドジな仕事納めだった。

 明朝の釣行は朝が早いので今夜はこれくらいにしておく。
 
コメント (2)
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