年末、いろいろなものを磨いて掃除をしていました。
ふと、見ると、薄汚れた招き猫がひっそりたたずんでいました。
「この招き猫も綺麗にしてやろうかなぁ。」と、塩素系漂白剤で磨くと、綺麗な招き猫になりました。
近くでお掃除していた母に、「この招き猫、いつからあるのかなぁ。」と、言うと、「もうあなたが赤ちゃんの頃からよ。」と、聞かされ、「へぇー。」と、肝心しました。
「そう、この招き猫は、伏見稲荷に行ったとき買った招き猫なのよ。」と、教えてもらいました。
なんという奇遇でしょう。
今年のお友達の誕生日企画で、京都の伏見稲荷に行くことになっていました。
「伏見稲荷には、たくさんの招き猫が売られていて、お父さんが一番いい。と思ったものを買ったのよ。」と、教えてもらいました。
そうだったのか。と、かなりの年代物の招き猫だったようです。
ちょっと興味が出てきて、伏見稲荷に行ったら、是非、招き猫も見てみよう。という気になりました。
うちにある招き猫は左手を上げています。
左手を上げているのは、「人を呼ぶ」そうなので、もしお気に入りの招き猫が見つかったら、今度は、右手を上げているお金を引き寄せる招き猫を手に入れようと思っています。
なんだか、半世紀ぶりの招き猫磨きが運を呼びそうです。