3周目は白澤美悠紀でした~。
美悠紀は旭のクラスメイトでお金持ちのお嬢様。かつて旭が所属していた映研で監督をしています。数々の賞を受賞している天才監督として学外でも有名ですが、映画制作に対しては一切妥協を許しません。
全てをキッチリ計画して自分の思い通りにしなければ気が済まないため、その時その時のフィーリングを大切にする旭とは意見がまったく合わなかったため、それが旭が映研を去る要因にもなりました。ただ、お互いの技量は認めているため、美悠紀は旭に映研に戻るよういつも迫っています。
素直になれないツンデレっ子で、人を見下すことが多いドSですねw ただ、普段の高慢な態度とは違い、男女の付き合いについては今時珍しいくらいの古風で純情。下ネタになると顔を真っ赤にして可愛い反応を見せます。あと、可愛いものが大好きで、ヒトミを可愛がっていますが、ヒトミには嫌がられていますw ルートによってはお菓子で懐柔しますがw それと芳永母娘のファンでもあるw 娘の方は“チホリン”の方ですけど、美悠紀は正体を知らないw
個別ルートに入ってから判明することですが、生まれつき体が弱く今は多少マシになったとはいえ、その体質は変わっていません。幼い頃はその病弱のせいで周りから腫れ者扱いされ、友達が1人も出来なかったため、部屋でずっと映画を観ていました。その事が彼女を映画監督にする要因となりました。ちなみに、パプコという2本で1セットのチューブアイスが大好物で、それを友達と分けて食べるのが独りぼっちだった彼女の密かな夢でした。普段の思考は大人っぽいのにこういうところは子どもっぽいw
美悠紀のシナリオでは、これまで周囲に頼ることを一切せず孤独だった彼女が少しずつ変わって成長していく様子が描かれています。
白澤美悠紀編 あらすじ
毎日のように動好会に顔を出す美悠紀。動好会に我が物顔で鎮座する彼女に対し、千穂が映研の話を出したところ、美悠紀が部室を立ち去ってしまいます。ちょうどその時やってきた健一に美悠紀が映研を辞めたという話を聞き、動好会メンバーはショックを受けます。
美悠紀の才能を潰すのは惜しいからと美悠紀を説得することになった旭は、川辺で泣いている彼女を発見。その様子を見て、旭はある決心をします。美悠紀を一時的に動好会に入れることにしたのです。
最初はそのことに驚いた動好会メンバーでしたが、割とすんなり受け入れられ、文化祭の企画も映画に決定。しかし、元々動好会が発足したのは旭と美悠紀の意見が合わなかったからであり、毎日のように口論することになります。しかし、それでも旭を始めとする動好会メンバーと衝突しながらも少しずつ美悠紀は変わっていくのでした。そして、旭もまたそんな彼女を見て少しずつ惹かれていきました。
部室のクーラーが壊れたため、このままでは進行に影響が出るからと白澤家の豪邸で映画制作の合宿をすることになった動好会。そこで、どんどん親しくなっていく旭と美悠紀を見ていた千穂は、自分の気持ちへのケジメを付けるため、美悠紀を浜辺に呼び出します。美悠紀に旭のことをどう思ってるか聞き出す千穂は、素直になれない美悠紀に対し、好きじゃないなら私が旭を取ると半ば脅迫のような形で彼女から本音を聞き出すことに成功。必死に自分の想いを語る美悠紀の姿を見て、千穂は身を引いて彼女の恋を応援することにしたのでした。
千穂からの協力を得た美悠紀は思い切って告白することを決意しましたが、1度目は良い雰囲気になったところで乃梨が来てしまったためあえなく失敗。美悠紀の態度から彼女の気持ちに気付いた旭でしたが、千穂から美悠紀のことについて聞かれたため自分の気持ちを確認。そのあとすぐ告白の仕切り直しをして、2人は恋人同士になるのでした。
それからはイチャラブを周囲に見せつけながらも順調に制作が進み、ようやく仮版までこぎ付け、皆で確認してみましたが・・・その内容はどこかチグハグなところがあったため、大幅な修正を余儀なくされました。人数の少ない動好会では明らかに人手が足りないためどうするか悩んでいた旭ですが、そのとき映研の部長も映画制作が上手くいかないという話を聞き、妙案を思いつきます。お互い足りない部分があるなら協力し合えばいいじゃないかと。
旭の映研との合作という提案に最初は激怒した美悠紀でしたが、映研の脚本を見て驚きます。それは、美悠紀が作った脚本をベースに少しアレンジを加えたものであり、その台本はかつて部員たちによって否定されたはずのものでした。映研の部員たちの気持ちを感じ取った美悠紀は素直な言葉こそ言わなかったものの嬉しく思い旭の案に同意。こうして動好会と映研の合作が制作されることとなりました。
撮影も編集も同時進行という中で1日たりともスケジュールに空きがないという中、美悠紀が旭の家で作業をしていたところ、嵐の日の落雷によりパソコンがクラッシュ。バックアップデータが学園にあるということから、取りに行くことにした2人。最初は旭1人でしたが、美悠紀がそれを良しとせず、そしてヒトミもまた2人がこのあとどうなるか知っていたため同行すると言い出します。しかし、ヒトミの小さい身体では嵐の中は辛いだろうからと彼女が出かける準備をしている間にタクシーで学園に向かってしまいます。
ヒトミは慌てて動好会のメンバーを呼び出し、川辺まで2人を探しに行きます。すると川の方で流されている2人を発見。川の流れが強くどうすることも出来ませんでしたが、ヒトミの力で再び時間を止め、2人は無事救出されました。しかし、その直後、美悠紀が疲労で倒れてしまいます。
美悠紀がいなければ映画は完成しないのでどうしようかと悩んだ旭ですが、見舞いにいったところ、美悠紀が自室で制作を続けていたことから、泊りがけで美悠紀に協力することにします。そして、動好会や映研の皆も一緒に合宿して完成させようと、心を一つにして制作に取り掛かり、何とか完成。文化祭当日の映画上映は大好評に終わるのでした。
エピローグでは再び映研に戻り今度は部長となった美悠紀の姿が描かれています。
白澤美悠紀編 感想
何はともあれ、ツンデレですね。非常に分かりやすいくらいに旭に対する態度がツンデレです。可愛いとは思うけど、序盤は自分が常に正しいと思っているため周囲の意見を聞かないところが好みの分かれるところかな。後半になれば柔軟になっていくんですが、そうすると問題になるのが最後まで残るSな部分。
貧乳好きでMな人なら大喜びしそうな容姿と性格なので、やはりその辺でも好みが分かれそう。ちなみに、自分は巨乳派でSなので美悠紀のツンデレは可愛いとは思うけど、ツンデレは最早当たり前にある要素なので他にも萌えポイントが欲しかったなって感じ。貧乳の場合はよほど性格が好みじゃないといけないけど美悠紀は自分の好みとは正反対だったからなぁ・・・根はやさしい子なんですけどね。
シナリオでは途中三角関係っぽくなるけど、千穂が自ら身を引くのでドロ沼の展開にならずホッとしました。美悠紀も最終的には千穂になら旭を貸しても良いって言ってたしw 他のシナリオでも見られますけど、美悠紀と千穂の友情も結構良いですよね。で、毎度お馴染み川に転落するシーンは美悠紀も一緒に流されたせいかかなりギリギリでしたね。ヒトミの想定外な事態が発生しちゃったからですけど。
お気に入りのシーンは、美悠紀が倒れた後に動好会と映研が美悠紀の家で泊まり込みで作業をするシーンかな。間に合わないからって授業も交替で欠席しちゃうとか、これぞ青春!って感じで良かったです。あと、2人が恋人同士になってからしばらくの間、何故かヒトミが某ホテルドラマの主人公風のモノローグを入れるところも気に入りましたw
Hシーンは4回ですが、内1回はフェ○だけで終わります。貧乳な上にSなのでまったくもって興味なかったわけですが、最後のHシーンだけは立場が逆転していたのでそこだけは良かったと思うw
一般CGですと、やっぱエピローグが1番かな。これまで孤独だった美悠紀が映研の仲間達に迎えられて笑顔を見せているというのが良かったです。相変わらずの女王様ぶりですけどw あとはヒトミを膝枕しているシーンかなぁ~。こういうシーンは和みますねw
最後はヒトミになります~。
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【御厨乃梨編】【芳永千穂編】【ヒトミ編(ハーレムルート含む)】
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