株価が「1万円台」にのったと、安倍政権が発足し景気が回復するかのようにマスコミは、新政権をもちあげています。
少し冷静に見る必要があります。
安倍政権がしようとしているのは「国債の発行」(借金の積みまし)で公共事業を興して、景気を良くしようというものです。
安部政権は、国債を無制限に発行して、それを日銀法まで変えて引き受けさせようとしています。
インフレになれば賃金が上がると解説する人がいますが、賃金の上げ下げを決めるのは労働者と経営者の力関係です。
経団連は来年の春闘に向け「定期昇給もしない。賃上げはしない。」と賃下げの方針です。
非正規労働者を大量につくり、労働者をばらばらにしておいて、「賃金が上がる」とはとても思えません。
金融緩和で物価や株価は上がるかもしれませんが、株が上がってもうかるのは投機家です。
給料は上がらないのに物価が上がれば困るのは国民です。消費は冷え込み、物価上昇の中で不況はますます進みます。
加えて、消費税10%増税が待っています。
「美しい日本」といいながら、貧困にあえぐ国民の姿は見たくありません。
来年7月までには参院選挙が行われます。
自民党の暴走を止める政党が議席を増えなければ、困るのは国民です。
昨日は、消防団の「年末警戒」の詰め所を5カ所まわって慰労してきました。
今年は、比較的暖かく年末警戒も良かったのでは。
参加団員は、地域の守り手としての誇りをもって頑張っていいる姿をひしひしと感じました。
市内の消防団の年末警戒を、旧市町村別に見ると3日間実施しているところ。2日間、1日間とバラバラなようです。
統一した方がいいのでは。
写真は、日刊ゲンダイ 新春特別号から
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