原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場の選定をめぐり、玄海町の脇山伸太郎町長は昨日、「文献調査」を受諾すると表明しました。
原発の立地自治体では初めてです。
国が示すガイドラインでは、玄海町は「不適地」とされています。
それを、「立地自治体の責務」と、町内の飲食業団体、旅館組合、建設業団体からの請願を可決し、町議会は脇山町長に「文献調査受諾」を迫りました。
玄海町から出される生ゴミなどは唐津市が担っています。
消防も医療も唐津市が担っていることについては玄海町はどう考えているのでしょうか。
隣接の唐津市への情報提供や意見交換がないまま進めて良いものでしょうか。
五箇条の御誓文に「万機公論に決すべし」という言葉があります。
玄海町のやり方は民主主義とはいえません。