スコアーがよかったラウンドはどんなゴルフをしていたのか?
過去を振り返ってみた。
それは驚くほど平坦な気分の時だった。
意気込みはないし、ガッツ、ガッツと攻める気持ちもない。
あえて言えば、おそるおそるプレイしているような感じだ。
パーを取ってやろうなんて、ましてや、べたピンバーディなんて考えもしない。
ねらいもせず、攻めもせず。
しかし、スイングでこうしようというのは考えていた。
気持ちよく振ろうとか、リストターンを使おう(今はやっていない)とか。
今なら、肩のタテ回転と右股関節の折りたたみと言ったところだろうか?
同伴者の存在も消えている。
自分だけのゴルフに専心していたと思う。
「心・技・体」とか「三位一体」とか、昔から呪文のように言われ続けているが、なるほど、そんな状態なのかもしれない。
スコアーアップにはガッツガッツよりも平坦な気分が必要だし、なによりそれを自分でつくらないといけないのだ。