風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

食堂かね山

2017-05-10 | 食べ物・お店




比較的自宅に近く、
しかも結構古くからある食堂なのに
なんと今回初入店。



ラーメン炒飯セットは
薄口の優しい味で秋が来ないし
結構ボリューミー。



そして驚いたのがこのスープ炒飯。
なんと出汁がよく効いた塩胡椒ベースのスープに
炒飯がそのまま浸かっている。
ラーメンセット同様薄味の炒飯であり
スープも薄味なので飽きずに食べられる。
こりゃ美味い。
中華風のおじやって感じかな。
セットよりさらにボリュームがあるので
結構お腹が苦しくなるぞ。
すべてのメニューがリーズナブルだし
近場にある意外な盲点だった(^^;

ところでふと思ったんだけど
最近花巻ではおしゃれなレストランなどでき
何となくそういう店に行く機会が増えてきたし、
そうで無い場合はラーメン屋などに行くことが多いけど
こんな感じの、いわゆる「食堂」が無くなった。
例えばカツ丼や親子丼、
例えば普通の定食などを食べたい時に
行く店がなかなか思い当たらない。
特徴ある店で差別化を図るってのは商売の鉄則だけど
その中間にある普通の「食堂」が無くなっているんだね。
それはそれで何かと不便を感じることもある。
マルカンビル大食堂は、
そういう意味でも存在意義があるんじゃなかろうか。
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2 コメント

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Unknown (通りすがり)
2017-05-11 14:30:41
東京では「町中華探検」と称して、こういった食堂を食べ歩くのが流行っています(と、自分が思っているだけかも)。
「散歩の達人」に連載があります。

期待できないなぁと思って入った、門仲交差点近くの某食堂で、たまたま来ていた小学生が「お母さん、美味しかったね!」と店を出て行く光景を目にして、改めてチェーン店には入るまい、と強く誓ったのでした(笑)

花巻の場合、花城庵の麺さえ使っていれば及第点クリアなのですが、そういった食堂が両手で数えきれなかったのが、ほぼ無くなってしまいましたね。
machicocoでぜひ取り上げてください。
(花城庵さんは、マルカン食堂休業の影響で、うどんを作らなくなったようです。悲しい)
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>通りすがりさん (風屋)
2017-05-12 09:40:20
街中の中華料理店はそそられますね。
寡黙な爺さんあたりがひとりで経営してたり
おっさんおばさんの夫婦の店だったりすると
なんか嬉しくなっちゃいます。
片言の中国からの方が注文取りにくると
つい世間話を話しかけちゃったりして(^^)
単身赴任時代に住んでいた押上にも
そういう店が数店あり、よく通いました。
ただ、やはり東京でも「普通の食堂」が
姿を消しつつある気がして寂しいです。
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