風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

冬の森

2017-02-16 | 生活の風景


冬といっても
この日の森は早春のような穏やかな日。
とはいえ芽吹きまではまだまだだ。

冬の森は葉も下草もなく見晴らしがいい。
おそらくウサギやキツネやカモシカやリスが
人知れずゆっくり歩き回る森の中に
こんな景色だと、すっと入って行きたくなる。
雪の重みで落ちた枝をパキパキと鳴らしながら
積もっている雪をギュウギュウ鳴らしながら。



雪は木の根元から融けてくる。
命は暖かい。
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