風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

スイーツディ

2017-11-30 | 食べ物・お店
昨日は期せずしてスイーツはしご。



まずは岩手県さん米粉を使ったロールケーキ。
米粉だからもっとモチモチしているかと思いきや
フワフワでシフォンケーキみたい。
林風舎にて。



そのあとはランチミーティング。
私以外は女子なので食後はスイーツになるわな(笑)
喫茶共楽さん名物のプリンパフェを初注文。
甘み抑えめでおいしい(^^)
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人事担当者の目

2017-11-30 | 世界・平和
昨今の就職活動がどういう形で行われているか詳しく知らない。
インターンシップ使ったり、ネット使ってエントリーシート出したり、
私が人事を担当している時と違ってかなり様変わりしているから。
しかし採用に関する考え方や採用担当者の見方などは
昔も今も変わらないと思うので、ちょっと書いてみようか。
就活生がここを見ているかどうかわからないけど(^^;

まずは企業の選び方。
1「会社は自分のキャリアアップのためのステージと心得るべし」
 もうかれこれ20年前から終身雇用という考え方は無いと心得るべき。
 勤めて定年まで在籍するという昔の定義はとっくに常識ではなくなった。
 自分でキャリアアップを探したり、会社からリストラを受けたり、
 それどころか入った会社が自分の定年まで存続しているかどうかすら
 今はまったくわからない。
 あの世界的有名メーカーも、重工業も、金融業界も
 青息吐息だったり、どんどん縮小されていたり、M&A繰り返したり
 安定して存続するかどうかわからない時代。
 そんな中、自分に何ができるのか、どんなスキルがあるのか
 常に考え、それを身につけることを入社前に考えておくべきだろう。
 言うことを聞くだけの社員は生き残れないし、会社もたぶん必要ない。
 そういう「キャリアを身につけるだけ」なら
 ブラックかどうかなんてのは二の次。
 ブラックだってその後生きる術が身につけばいいではないか。

2「ブラックかどうかは自分で判断するな」
 給与が高いとか、休みが多いとか、残業が少ないとか
 そんな基準で会社を選ぶと間違いなく失敗すると言っていい。
 判断基準として最も大事なのは人事評価とその反映だろう。
 なぜならそこがおざなりな会社は古式ゆかしい年功序列給与になりがち。
 年功序列は年齢を重ねるごとに給与が上がる。
 つまり年を経るごとに人件費率が上がっていくということだ。
 それを賄うために当然成長は絶対条件になっていくし
 個人目標の締め付けも年々厳しくなっていくだろう。
 おまけに人件費を抑えるために最低人員で乗り切ろうとするあまり
 ひとりひとりの荷が重くなり、結果残業が増えか重労働になる。
 人事評価が優れた会社は結果を出せばそれなりの報酬につながるし
 それが仕事へのモチベーションになる。
 まだ社会経験の無い人間にそれを判断するのは難しい。

3「どんな会社や業界に行きたいかより、何をしたいのか明らかにすべし」
 いくらインターンシップを経験しても、どんなに企業研究を重ねても
 実務になればおそらく当初の印象と違う印象を持つと思う。
 マクロで会社や業界を見ても、自分の仕事はあくまでミクロの世界だ。
 それよりも「何かを作りたい」「人と接したい」「社会と関わりたい」など
 ざっくりとした方向性を見いだすことが大切だ。
 作る仕事でもメーカーやマスコミ、建設など多様な業界があるし
 人と接する仕事はさらにもっとたくさんの選択肢がある。
 会社や業界で選ぶよりもっと広い目で客観的に就活に臨めるだろう。

そして採用試験に臨む心構え。
1「自分は何ができるかより、会社にどう貢献できるか考えよ」
 人をひとり採用することは、額面給与の3倍経費がかかると言われる。
 20万円の給与なら月額60万円。賞与も合わせて年間ざっくり800万円となる。
 自分ひとりの人件費となる分の800万円の営業利益をあげるためなら
 営業利益率10%の会社ならば年間8000万円の売上が必要だ。
 果たして自分は(営業じゃなくても)それだけの売上に
 (しかもひとりで)貢献できるのかどうか・・・
 それを問われるのが採用試験だと思って間違いない。
 学校の入試と違うところはそこだ。
 頭の良さ(成績の良さ)や人間性の良し悪しを判断されているわけじゃない。
 あくまで会社は、その会社で「戦力になるかどうか」だけが判断材料。

2「大学でどう過ごしてきたかが数字の成績より優先される」
 よく「体育会出身者は就職に有利」と言われる。その通りだ。
 でもそれは「頑丈で言うことをなんでも聞くから」などということではない。
 「自らの目標を設定し、達成までのプロセスを踏む」経験をしてきているから。
 それは会社に入った後も全く同じだからだ。
 だから、それは体育会だけに限ったことではない。
 学業でも、サークルでも、学生活動でも、個人活動でも
 「自らの目標を設定し、達成までのプロセスを踏む」経験をしていれば
 体育会学生たちと同じく評価されるだろう。
 その目標達成までの道のりが困難であればあるほどその評価は上がるはずだ。

3「会社に媚びを売ることなく、自分のスタイル、自分の言葉を大切に」
 就活に臨んでいる「自分」はひとりだし、自分のことしかわからないだろうから
 会社が求めるであろうスタイルや言葉を
 完璧に覚えれば大丈夫と思っているかもしれないが、
 採用担当者はそれこそたくさんの就活生と会っている。
 何人もが同じ言葉を並べる付け焼き刃など簡単に見破ってしまい、
 その人間は「その他大勢」のひとりと見なされる。
 だってスタイルまで同じなのだから違いがわからないし。
 印象は大切だが、だからといってみんなが同じ髪で同じスーツを着、
 同じ言葉を話すのなら、何を基準に選べるのか。
 そんなことに汲々とするより、自分を堂々とアピールした方が
 間違いなく採用担当者の印象に残るはずだ。
 もし「平均的なおりこうさんが欲しい」という会社ならば
 その会社はその程度の会社であるということ。
 (社員を戦力と考えないそういう会社は社長の器以上にはなれない)
 入ったところで期待もされず、
 その他大勢のひとりとしてしか扱われないだろうと思う。

という、今日はちょっと昔を思い出し、
昔から今に至るまで思っていたことを書いてみた。
読み流してください(笑)
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