風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

プロ野球戦力外

2016-11-06 | スポーツ

今年もこの季節がやってきた。
プロ野球で戦力外通告をされる選手たち。
今シーズンは12球団で113名が戦力外とされたらしい
高校時代から、大学や社会人時代から知る選手の名に
毎年感慨を覚える季節。

今年でいえば
高校時代の活躍を覚えているのは
須永、木村、大田、香月良太、小島、岩本、一二三、新垣、浜田達郎。
大学時代を知っているのは
巽(神宮で生観戦)、大松、長田、二神、柴田、田中浩康、大場、
プロでの活躍が印象に残っているのは
柳瀬、細川、伊藤、香月良仁、中崎、星、竹原、山内、後藤、牧田、
久本、久保、内村、筒井、鶴、清水、坂、松井、多村・・・
年齢的にそろそろ・・・という選手もいるが
まだまだバリバリ活躍できそうな選手も結構いる。
事情はそれぞれなのだろうが、もったいない思ってしまう。
特に巽や二神、田中、大場などは
ウチの次男が大学での野球を目指していた頃に
六大学や東都、関西で活躍していた有名選手たちだったので
その頃から割に身近に感じていた。
「そっかー」という感じ。
田中などは名門早稲田でキャプテンを経験し、
ヤクルトでもレギュラーとして選手会長まで務めたが
山田の台頭で出番を奪われた形になった選手。
玄人好みの上手く渋い良い選手だった。
本院が希望する通り現役続行の道が叶えられるといいな。

ところで一番感慨を感じたのは新垣。
沖縄水産高時代に甲子園で活躍しオリックスドラ1指名。
それを拒否して九州共立大への進学を決めたことで
確か担当したオリックスのスカウトが自殺するという事件になった。
今の「プロ志望届」制導入のきっかけのひとつになったはずだ。
大学卒後はドラ1でソフトバンク入りしそれなりに活躍したはずだが
いつのまにかヤクルトに移籍し今回戦力外となった。
高校で活躍した選手には即プロ入りの方が伸びる選手と
大学や社会人で鍛えられた方がいいという選手がいるらしいが
結果論ながら彼は前者だったのかもしれないね。
当時の高校野球ではNo.1のスーパースターだっただけに残念。
コメント
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