ある土木技術者の雑記帳

日頃感じたメモ、新聞投稿。"野にして粗だが卑ではない"生き方を目指す・・んなこと言っても結構難しいと感ずる今日この頃

戦士の休息

2006-12-28 23:56:16 | エッセイ
 やっとこさ28日になって今年の仕事もひと段落つけることができた。でも、既に来年1月4日からの仕事のスケジュールもビッタシだし、この忙しくて余計なことは考えられないけど、何かむなしさを感じるものである。  余計なこととは、客先の要求が厳しいなあとか、給料が安いなあとか、誰々はたくさんボーナスをもらってとか、・・まあ諸々である。  そんななかでも、一際、むなしさを助長しているものといえば、そうこの年 . . . 本文を読む

どんぶり勘定―国島正彦の持論―

2006-12-04 17:32:22 | 社会資本
 今日、ある講習会に行ってきた。拙文はこの夜叩いている次第。講師は3人だったが、なんといても、国島先生(東大教授)のお話が面白い。声質にド迫力があっていい。加えてマイクを通しているので、こっちは寝れない状況だ。(本来寝てはいけないだろうが、他2名の講演者のお話は眠かった)  国島先生のお話は面白い。清水建設で現場や設計で活躍された国島さんらしい人柄が出ていた。確か、群馬の月夜野大橋の現場設計主任を . . . 本文を読む

個人と国家ー中国残留孤児に国家賠償家命令の判決に思う

2006-12-03 20:39:07 | 政治
 平成18年12月1日に兵庫地裁での判決があったが、この結果は原告側の勝訴となり、一人当たり3300万円の賠償命令をする内容だった。この原告側が受けた運命の過酷さには言葉もない。  中国残留孤児とは、満州開拓団が軍に見放されて開拓団(民間人の農民が主体)がソ連軍に追われ、父母が命を落とし、または親とはぐれてしまい中国人として育てられる運命を背負った方たちだ。この当たりは、上坂冬子さんや、澤地久枝さ . . . 本文を読む

紙の効果(画面VS紙)

2006-12-01 22:03:54 | IT・PC
 今日、会社でペーパレス時代が来るかどうか、何人かで話した。その結果であるが、皆の答えは絶対にならないということだ。私もそう思う。皆「紙党」だった。もちろん、そこそこパソコンは使える人達であるが。  現在これだけパソコンが普及し、ネットが便利に使えても新聞を止めようという人は少ないのではないか。(ただし、若い世代では多いとは思う)  以前に読売新聞の日曜日に配布されてくる「ヨミー」という小冊子に楽 . . . 本文を読む