今日070912の午後一時に緊急記者会見を開き、退陣を伝える。
安倍自民党総裁が誕生したのは、去年の九月二〇日である。したがって、退陣まで一年持たなかったともいえる。短命内閣とのうわさは確かにあった。特に脇を固める人材に問題があった。最大の関門だった今年七月末の参議院選挙の大敗は応えたと思う。
ご自身の判断かどうか。側近か、ご家族かの助言も受け入れたかどうかわからないが、緊急の退陣との印象は . . . 本文を読む
今回七月二十九日の参議院選挙は、自民党の惨敗である。このことは必ずしも民主党の大勝という評価をしてはいけないのだが、結果だけを見るとそうなっている。民主党と公明党はキャッチフレーズに似ている文言を使っている。民主党が「生活第一」、公明党は「生活政党」で、庶民の「生活」こそ守りますというスタンスである。
しかし、公明党は与党自民党との協力関係にあるために、経済優先でその余禄を格差是正に回しますよ . . . 本文を読む
柳沢発言に対し、感情を交えてまで追求の手を緩めない野党政治家は国会の審議拒否にまで出た。この暴挙には異議を唱えたい。
また、社民党の「追求戦士」の名を送りたい辻元清美氏が、また女性を代表するような口調で辞任要求をしている。全国の女性が彼女の演説に対し、賛意を示しているとは思えない。
話しは変わるが、1960年代から70年代に中国では文化大革命は、指導者毛沢東が彼の失政を誤魔化すために、大規模 . . . 本文を読む
今後の少子化対策について、柳沢伯夫厚生労働相は6日の閣議後の記者会見で、「若い人たちは結婚したい、子どもを2人以上持ちたいという(希望を持つ)極めて健全な状況にいる。若者の健全な希望にフィットした政策を出していくことが非常に大事だ」と述べた。この発言に対し、野党はまた噛み付いた。 個人の考えを、大臣がこれが健全だというのは不適切である。しかし、少子化対策を行う省庁のトップの発言として、さほど違和 . . . 本文を読む
自民党関係者の集会で、厚生大臣・柳沢伯夫氏は「15歳から50歳の女性の数は決まっている。産む機械、装置の数は決まっているから、あとは一人頭でがんばってもらうしかない」などと発言したと報道されている。女性を単に子どもを産むための機械ととらえるかのような発言は、到底許されるものではない。もちろん、女性議員はもうカンカンである。選挙を控えた参議院議員たちも困り顔で、「これでは戦えない」と言っている。
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