ある土木技術者の雑記帳

日頃感じたメモ、新聞投稿。"野にして粗だが卑ではない"生き方を目指す・・んなこと言っても結構難しいと感ずる今日この頃

護岸の被災原因・対策工

2007-01-16 18:20:36 | 技術士-専門B
B 護岸の被災原因を列記し、それらの災害を防ぐための方策を述べよ。 -----------解答----------------- (1)護岸の被災形態 1)河床洗堀による被災  護岸の基礎工の前面を洗堀され、その深度が基礎天端にまで達すると基礎が浮き上がり、護岸背面土の吸出しなどを受け、護岸工が破壊に至る可能性がある。  また、基礎前面に根固工があっても、その重量不足で流出される場合にも護岸が被災 . . . 本文を読む

河川堤防の調査・設計

2007-01-16 18:16:15 | 技術士-専門B
B 河川堤防を新設する場合に必要な調査の内容と、堤防の安全性を重視した設計法について述べよ。 -----------解答------------ (1)堤防の設計検討に必要な調査  堤防の検討としては浸透、浸食、地盤の液状化および構造物周辺の安定検討である。加えて堤防破堤の7割が越流水による法裏浸食が原因でるため、法裏面の浸食、すべりなどに関しても検討することが必要である。一般的に以下のような項 . . . 本文を読む

河川災害の特徴とソフトハード対策

2007-01-16 17:03:55 | 技術士-専門B
Aグループ)  わが国の河川災害の特徴を概観し、被害を軽減する対策についてソフト、ハードの両面から述べよ。 ----------------- 解答 600字×3枚---------------------------- (1)わが国の河川災害の特徴  近年のわが国では、河川災害に関して、以下のような特徴がある。近年は気候変動にともない水害規模も大きくなっている。 1)都市型水害  福岡市では平 . . . 本文を読む

多自然型川づくり

2007-01-16 15:39:55 | 技術士-専門B
Bグループ 現在までの多自然型川づくりが抱える課題を分析し、今後の多自然型川づくり推進方策について幅広く論ぜよ。(H18既往問題) ------以下解答論文------600字×3枚 1)はじめに  平成9年の河川法の改正に伴い、その後河川改修の基本を多自然型川づくりにすることが明確になった。これによって、現在は従来の治水安全性の確保とともに、河川に関連する自然環境の保全も同時に満足するような . . . 本文を読む