今、公共事業見直し論議が盛んである。自民党・亀井政調会長を中心とする活動として連日報道され、ある種の説得力をもって広まっている。
大型プロジェクトを控えるのはいいが、地方の人が必要だと思っている工事や事業は、政党や中央の官庁やマスコミの論理で安易に左右されてはならないと思う。
戦後からの国土整備を考えるとき、道路・河川整備、災害復旧、土地改良といった事業に重きを置かなかったらどうなっていただ . . . 本文を読む
阪神淡路大震災から、早くも五年以上経ち、わが国は今、伊豆諸島中心の頻発地震に悩まされている。
"群馬県は地震に対し大丈夫か?"という問いに対し、専門家の方でも大丈夫と言える方は少ないのではないか。
群馬県は地震に強いという考えがある。土砂層・粘土層と岩盤層では後者の方が被害は少ない。大正期の関東大震災の被害が大きくなったのは、その支持地層がローム層であったが大きな要因である。
しかし、西暦 . . . 本文を読む
入選:炎天下 声を限りに 地元校
他応募作:酷(むご)さかな 拡がる点差 金属音
四点差 九回裏の逆転を
地元校 最終回まで勝ち信ず
炎天下 よしずの中で 打てー!の声
平成十二年十二月二十三日連絡葉書受領
. . . 本文を読む
今年は暑い日が多いが、早朝はさわやかだ。私の家は小学校から遠くないので、夏休みは早朝の五時半から、少年野球の練習のかけ声がする。
なかなか、厳しい監督さんの声と、それに答える少年たちの声が校庭の壁を乗り越え、私たち民家にも降り注ぐ。
こちらも寝ていては申し訳ないという気分になる。五時過ぎに来る新聞配達のバイク音を寝床で待ち、これが訪れると新聞を一通り読むのに四〇分間。いくつか記事は内容もよく . . . 本文を読む
過日、群馬県ホタル連絡協議会の丸岡文夫先生の講演会を聞く機会を得た。先生はホタル育成のみならず環境のプロである。話の内容はさすがに聞くわれわれ素人を引きずり込むパワーと内容に満ちていた。有益なお話ばかりだった。
先生は言う。われわれは電化製品初めとする便利な物質文明に覆われてしまい、本来の自然がどうあるべきかという原風景さえ忘れてしまっていると。
「洗濯板で洗濯していたら、毎日など洗濯しないで . . . 本文を読む