寒い日が数日 続いていたかと思うや
春を思わす
生暖かい風が吹き始めたのは
確か 日曜だったと思う、、、。
その翌日の月曜の夜
サンダーストームと竜巻が発生し
この地方にも
竜巻警報が出された。
警報は watch から
それより危険度の高い warningになり
けいちゃんとカメ君は
私が使っている地下室の寝室で
その夜眠った。
市内に住むフェイスブックの友人が
竜巻情報をまめにアップし
それと共に ２０１１年の５月２２日に
ミゾオリ州の ジョプリン（Joplin）を襲った竜巻の話をしていた。
ジョプリンを襲った竜巻は
市の約３分の１の建物を破壊し
約１３０人以上の死者を出すほど
大きなものだったが
竜巻が起こりやすいその地方に住む人たちも
そのような大きな被害に合うとは
思ってもいなかった事
そして
アイオワのこの町が
丘や川に守られている と言って
油断をしてはいけない事 などを
呼びかけておられた。
読みながら
気持がシャキッとなった。
青い家は窓やドアを閉め切っていると
外の音が殆ど聞こえない。
サンダーストームがすでに
ここまで来ているとも知らず
リビングに行くと
ライトニングの光を受ける度に
裏庭から続く丘にそびえる木々が
勢いをつけ
踊り狂っており
音が殆ど聞こえない中で
それは 妙に不気味な光景でもあった。
翌朝、
二つに折れた旗竿の写真が
バッキーから送られて来た。
強風で こんな姿になってしまった と言う。
アイオワの青い家は
何の被害にも合わず
イリノイの家も
旗竿が折れたぐらいで済み
何よりであった。
仕事に行き
竜巻警報の事を話題にすると
寿司子も他のアメリカ人も
地下室に避難する事もせず
普段と 変わりない過ごし方をしたと知り
驚いた。
寿司子には 小さな子供も２人いるのに、、、
