はちきんizyのアメリカ丼

料理にすると丼カップル
はちきんイジーとアメリカンいごっそうバッキーの
山あり谷ありの国際結婚ブログです。

感謝祭は

2015-11-28 | Buck& Me中年夫婦の毎日

木曜の感謝祭は

パットさんの愛犬 すしが亡くなった知らせで

始まった。


寝起きのまま コートを引っ掛け

彼女のアパートに車を走らせた。


"今 下にいるんだけど、、、" と電話をすると

"なんで" と パットさん、、、

"会いに、、、" と 私

一息おいて

"じゃぁ 下におりるね。" と言ったパットさんが

数分後に入り口のドアを開けた。



思ったよりシャキッとしていた彼女は

すしが息を引き取るまでの様子を

細かく話し始める、、、。


いつも

100% 日本語で話す彼女の口から出るのは

殆ど英語、、、で

涙は、、、見られなかった、、、。



話が一段階終えた時、

両手を広げ ハグを求めると

一瞬 ためらったような表情になったパットさんが

私の胸に 頭を埋め

、、、、、泣きながら 話を続けた。




明日 隣町のクリニックに

すしの遺体を持って行き

火葬してもらう事を最後に話し

私は家に帰った。



感謝祭は

ムースであるディナー会のお手伝いをするので

急いで身支度をしムースに駆けつけた。


このディナー会の事は

毎年のように話しているが

ターキー他の食材の殆どは

町のビジネスや個人からの寄付

それらを使って

ムースの会員たちが料理し

ディナーを望む住民たち 皆に

無料で与えられている。


配達を希望する人には

家のドアまでムースの会員によってデリバーもされる





料理をする人、 配達をする人、片ずけをする人、、などなど

それぞれ 仕事は分担されるが

会員によっては

朝早くからディナー会が終了するまで

手伝っている人もおり


その中の一人の元市長夫人が

片付けだけを残すのみとなった所で

" Well, I'm gonna blow this pop stand."


テーブルを拭いていた私に言う。


それに対して 私が

キョトンとしていると

"あら 貴方 この言い方

初めて聞いたの?"


言うや元市長夫人は

何やら 嬉しそうに

私にその説明をしてくれ

"これから こういった表現を

もっとするようにするといいわね、、、"


独り言のように言いながら

ムースを去った。

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