はちきんizyのアメリカ丼

料理にすると丼カップル
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山あり谷ありの国際結婚ブログです。

大火事( Maquoketa Fire )

2008-01-29 | アメリカのニュースあれこれ
毎週、月曜日の午後、ここから60キロ程行った街に、

けいちゃんを迎えに行きますが、

そこの町で10日ほど前に大火事がありました。

メインストリートにある100年以上もするレンガのビルで

4件の店が入っていました。

火のもとは そのひとつの家具やさんだという事しか今は分かっていません。

何しろ 写真で見るごとく 全焼です。

白い雪とビルの焼け跡でそこだけが 色のない 白 黒の世界でした。



その町を中心に50ー60キロの範囲にある町の消防団も

かけつけたそうですが、 火を消しきるのに 一日半もかかったそうです。

日本もそうらしいですが、

こういった小さな町の消防団員はほとんどが

ボランテイアの人たちでおこなわれます。

以前私たち夫婦が住んでいた街 というか 村は人口360人でしたので、

そこの 消防団員は皆 ボランテイアの人ばかりでなりたってました。

その時 獏じいさんも参加し、訓練を受けました。

まだそれから数ヶ月もたたない頃に、その村で火事があり、

その夜 たしか12時頃だったと思いますが、

火事の知らせが入り 獏じいさんはすぐに消防局に走りました。

朝、目を醒ましてもまだ帰宅していない 獏じいさんを心配し始めた頃、

 顔に黒いすすをつけて 消防服のまま 帰ってきました。



火事のあった家は村から少し離れた所にある、知人の家で 全焼でした。

大きな二階建ての家の焼け跡は考えられない程 小さかったです。

その家族は3人の子供を持ち、幸いにも皆 無事でしたが、

たくさんの思い出がすべて焼けてしまい、

それを思うと 涙が止まりませんでした。

家をなくした家族は良い保険をかけており、

それから そこに りっぱな家を建てましたが、

買う事のできない 思い出の品は戻ってきません。

それから私は 家にあるフアイヤーボックスに

どうしても失いたく無い物を入れました。


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