イタグレブリーダー・ヨーロッパのイタリアングレーハウンド。

ヨーロッパから5頭のIGを輸入しました。出産や老犬のこと。家族として大切に育てています。

誰のもの?

2010年05月09日 | Weblog

これは何でしょうか~  分りますか~ 犬の歯・・・それも子犬の乳歯ではなくて・・・大人の永久歯です。

数日前に、床に落ちていて、わん達が足でころがしたり、口に入れては出してカチカチ音を立てていたのです  何をおもちゃにして遊んでいるのだろう?と手にとって見ると→ 大人の永久歯だったのです。

そうなのですよ~子犬の歯が、乳歯から永久歯に生え替わるときに歯が抜けますが・・・その後わんが年を取り、歯も歯茎も弱ってグラグラになってきてからも、このように抜けるのです。自然に抜けるときは、結構悪くなった歯が多いのですが~~~それにしてはキレイな歯です

自然に抜けない場合もあります。年を取ったわんちゃんが、お口をカチカチ鳴らして、何となくお口を閉じにくいようすをしているとき・・・それは歯が抜けかけているにもかかわらず、抜けなくて苦しんでいる場合があります そのようなときにわんのお口を確認すると、抜けきれなくて半分は歯茎にぶらさがりつつ取れない歯があります。歯が邪魔になってお口が閉じれなくなったりします。私はそのような状態であると、グィ!と引っ張って抜いてあげます。そのほうがわんもラクになりますからね。

でも失敗すると大変 失敗して抜けなかったとき・・・わんは一度痛さを味わっているから、警戒してお口の中を触らせなくなりますよ。 でも、管理人は何度でも抜けるまでやりますけどね 自信がない方やわんが噛みつくようであれば、病院で抜いてもらったほうが賢明です。

落ちていた歯を見て、私は即、誰の歯が抜けたのかチェック 一匹・一匹のお口を確認です。どの子も・・・なにするんですか 私ではありませんよ~と迷惑そうなお顔です。順番に調べても、抜けた子はなかなか見つからない そして、最後にロナパパさん~み~せて すると、ロナの前歯が・・・さらに減っている。 そうかぁ~ロナ君の歯だったのか ロナ~歯が抜けたのと話しかけると、思い当たるのでしょう・・・目をそらして逃げます(笑) 

その・・・目をそらす姿が可愛いので、わざと何度も・・・ロナ~歯が抜けたのと聞くと、また目をそらせて逃げながら廊下を一周するロナ君・・・可愛い ロナは2年ほど前、麻酔をかけて歯石のお掃除をしていただき、無駄な歯(グラグラして役にたっていない歯)を抜いてもらいました。犬は食べ物をほとんど飲み込むので、そんなに歯は必要ではないそうです。その時に何本か抜いたので、前歯は少なくなっていました。そして、今回の歯も左の前歯だったので、さらに少なくなりました。

でも、ロナの犬歯は大きくて、しっかりと根付いているので食べるのには問題はありません。残っている歯はしっかりしているから、大丈夫ですね、ロナ君。

 

コメント
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