人とタイヤとキーパーコーティング!

タイヤ「安全」と車「キレイ」の領域で 岐阜で専門店展開 ありがたいことです!

次の一歩 事業用定期借地権設定合意の調印!

2015年11月13日 | 経営
本日朝九時から ぎふ農協芥見支店において
JA岐阜不動産センター様の仲介を頂いき
地主様と開業後20年間にわたる契約をすることで合意し調印を済ませてきました。
正式契約は開業の日取りが決まってから公証役場に出向いて
公正証書を取り交わす事になります。



定期借地契約とは20年後に更地に戻して返しますという約束です。
その期間はこういう店を作って事業をしますということですから
充分ビジネスとしての可能性のある業態の店舗を
これから弊社の責任と資金において建築に取り掛かるわけです。

20年後 今55歳の私は75歳になります。
まずもって考えたのは会社を次世代に引き継いでいただくことを
前提として準備に取り掛かる覚悟をもつことでした。
自らが個人商店をする為に借りるのでなく
会社の事業として成立させる事で 
事情承継を乗り越えていく事でなければ
長期契約を結ぶ事はできません。
そこで「何を」「どのように」「誰に」ということの吟味に取り組んできました。

                                             

「まず会社とは」の考えをまとめました。
私は創業の役割を与えられてそれを担ったのですが
次の世代に引き継ぐ仕事をもってその役割りを果たす責任があります。
同族会社でありますが 「会社」を公器として意識し公私混同をしないと決めました。

会社は「私」のものでなく 「私たち」のもの と意識し
「私たち」とは 社名にある「イマージン」という解釈です。
すると「私たち」は社員さんだけでなく
「今を生きる人たち」と再認識し 
役割りにおいては 店側とお客様側に分かれますが
根本においては「今人=イマージン」の一体感を感じました。
「経営も 社員も お客様も 取り引き様も 地主さんも 同時代を生きる仲間意識です。」
その頃 別な表現として お客様満足と従業員満足の同時実現という「場」を
師匠は 師匠の会社で実現されつつある事を知ったわけです。



次に祖業のスモールタイヤ小売は組織的な経営に向かないと判断し
引き継いでいただく事が可能な仕組み的なビジネスモデルを模索しました。
それを車美容業の分野に見い出して 
そのパイオニア的な師匠さんに
勝手に押掛け弟子となりとことん師匠の「マネ」を心がけました。

そしてモデル店舗としてキーパープロショップ岐阜店を開業し
経営継承のパイロットショップとして若き店長に運営を託し
口を挟むことを極力しないと決めました。
やがて店は軌道に乗り
仕組みとして運営できるノウハウを吸収しました。
これで引き継いでいただけるベースが出来たと感じました。

キーパープロショップ岐阜店が開店して7ヵ月後の2012年2月に
超長期のイマージン100年・100店舗グランドデザインを発表し
今後のあり方とした文章にして社内と一部金融機関様に配布しました。

今回の契約は 
その第一節P2KPS岐南店と記したところですが
現実はKPS関店となりました。

超長期の計画など 無責任な戯言に近い話ですが
100年のロングスパンで考えると 
空想しやすいのです、
どうせ当りませんから気楽にリラックスして考える事が出来て
気負うことがなく その通りにならなくてもこだわる必要はなく楽チンです。
大風呂敷を広げるドンキホーテの気分です。

ここまでが経緯です。


さて これからはまた未来の話です。

なんや岐南店や各務原店やなかったんかい、と指摘されても
ご縁があったのは関やったんやわで終わりです。
長期の計画は無責任で充分です。
計画通り行かんでもちゃんと出店はするのですから
大きな流れは計画に添っています。
ここで「添」という字が出ましたが
弊社の本拠地住所は岐阜市江添です、
江添とは「江=大きな流れに添って行け」というサインに感じます。

大きなテーマの事業承継は後継者の指名から始めました。
イマージンとは家族という意味に置き換えて
タイヤ第一世代は私の弟として 
総務・タイヤ・スゴウマネジャーの役割を与え 
タイヤ販売をしながら 二代目を補佐し裏舞台を仕切ります。 
桧舞台の主役として育てる後継者は
第二世代の子供から選ぶと考えて
その長兄(私との付き合いが早い順)に 
ずばり高山成明を“次世代社長かも”に・・・かもが味噌です無責任で未確定です。

次世代社長かも候補を補佐する番頭三人と現役代表の私が
社長かもを鍛えるわけで、
そのための母体が「イマージン車美容室」です。

キーパープロショップを運営する母体であり
他のキーパープロショップ様と差別化するためのもので
弊社が運営するキーパープロショップはこの傘下に入ります。
そこで高山君は「イマージン車美容室」マネージャーという肩書きで
全店舗の棟梁として社長見習い業に入ります。
複数の店舗を準備することで継承の母胎ができました。



そもそもイマージン車美容室とは理念として存在しますから
まず車美容業という概念を定義したことを大事にしなければなりません。
1 「流れを見る折れ線グラフ」
2 「予算を可視化する月割りイメージ」
3 「マーケットを知る座標グラフ」の見方作り方
これが私が学んだ洗車・コーティング業のノウハウを三つ虎の巻にしたものです。
これをマスターすると個店運営から複数店舗運営がマスターできます。
高山君は個店の店長職を兼務して 
次期店長を育てつつ車美容室マネージャーの権限で
すべての店舗を統率することを経験します。

祖業のタイヤ小売業は 
イマージン車美容室の一部門に納まり存続してく予定です。
会社にとってタイヤ小売は親です 親が子供(車美容業)を育てました、
時が過ぎて親が高齢化し これからは子供が親の面倒をみる時代に徐々に移行していきます。



                                      

イマージン車美容室は
洗車・キーパーコーティングによって車のキレイを作り出し
大勢のお客様が喜んでくださることを目的としています。
技を学び もてなしを学び お客様から喜びの言葉をいただくことで
「自他の一体感を深く感じ」 お役にたてた喜びを感じます。
その結果 利益がもたらされる、と考えます。

安全・礼儀正しさ・ショー・効率の優先順位を重視するのは
ディズニーランドの考え方を取り入れています。
店を舞台としてとらえ 舞台でキャストとしてゲスト様をもてなします。
このように経営目的は「喜びの実現」であることを理念として
その実現の為にキーパープロショップを運営します。
「日本に新しい洗車文化を」の一翼を
岐阜地方から発信するキーパープロショップの
小さなグループがイマージン車美容室と考えています。

初代から二代目へ事業承継の布石は
今日の調印でまた打たれました。
キーパーコーティングの中濃地方のセンターとして
イマージン車美容室が統括する2号店
キーパープロショップ関店の建設に向かいます。

 








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