殿軍（しんがり）の難しさ！

先頭を切って進軍していた軍勢が　
戦況の大変化を受けて撤退戦となり敗走に陥った時
殿軍を務めて軍功をあげたのが
越前の朝倉攻め敦賀金ヶ崎での木下藤吉郎　後の豊臣秀吉です。

織田信長の妹市姫を嫁にした近江の浅井長政が裏切って
挟み撃ちになって京へ逃げ帰る信長の一番最後で
寄せてくる朝倉の軍団と戦いながら味方を逃がして
自らも逃げるという難しい戦いが殿軍の役割りです。

勢いに乗って攻める側と逃げる側では士気も大きく違います。
その仕事をやりきった事で秀吉は出世の階段を登ったわけです。
死ぬのは必定と思われた殿軍で生き返ったからこそ
その後　天下人になったわけです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
タイヤ販売から車美容業へ転換という戦略も
現場においては殿軍を務めてもらう店と人材があるのです。
当社で先頭を切って洗車を導入したスゴウ店がその殿軍です。
洗車専門店を作るという流れに向かうまでスゴウ店は
最前線でした。
しかし現実に洗車専門店を作りその方向へ進む事がハッキリしてからは
先頭の最前線であったスゴウ店は　殿軍を引き受ける役割りに
１８０度変わったのです。

新しく向かっていく方向にある流れは注目も上がり
キーパー選手権で岐阜県１位の栄誉を受けるようになった影には
地道にタイヤ・キーパーコラボのスゴウ店の存在が大きいのです。
注目が集まるキーパープロショップ岐阜店が存在感を増す影で
目立たなくなりましたが当社の戦略上
重要な殿軍の役割りを果たしてくれているのです。


黒いから白へ一気には変わりません　
必ずグレーゾーンを経て変わっていくのです。
先頭をキーパープロショップ岐阜店が走れるのは
殿軍をタイヤキーパーイマージンスゴウ店が任務を立派に果してくれるお陰なのです。


ありがたいことです。
人も胎児の時には尻尾があるのは　進化の過程でそうした生物であった名残りなのです。
変わる時が来れば　スゴウ店も洗車・コーティング専門店にコンセプト変更して行くでしょう。
その時は２０２０年ごろでしょうか？