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永楽館

2019-05-16 20:19:57 | 観光スポット
今年のゴールデンウィーク10連休で、訪れた観光地は、前回のブログで紹介したミズバショウ公園と、もう1件あると書きましたが、それが、兵庫県豊岡市にあります永楽館です。
国の重要伝統的建造物群保存地区に選定され‘出石そば’でも有名な豊岡市出石の城下町にあるんですが、2010年のこれもゴールデンウィーク中に、それこそ現在、入院している伯母と父母と共に、出石には訪れた事がありまして、2010年5/8付けのブログでも紹介しています。
ただ、その頃は、今ほど‘文化財巡り’に興味がなかったのか、永楽館には訪れていなくて、その後‘文化財巡り’を頻繁に行うようになり、いつかは足を運びたいなと思っていたので、今回、念願叶った次第です。
今回、紹介している永楽館とは、明治34年(1901年)に豊岡市出石に建てられた近畿地方に現存する最古の芝居小屋で、歌舞伎はもとより新派劇や剣劇、落語や政治家の講演等も行われ、大正から戦後に掛けては、映写機が設置され、映画館としても使用されるようになりましたが、宝塚歌劇団や地方劇団の公演等も行われたそうです。
ただ、昭和39年(1964年)にテレビの普及や、娯楽の多様化により閉館、その後、一部をパチンコ店にしたりもしたそうですが、昭和48年(1973年)に閉鎖、しかしながら、平成に入ってから、コンサート等で使用が再開され、平成18年(2006年)から平成20年(2008年)に掛けて、平成の大改修による、創建時への復元工事が行われ、平成20年(2008年)8/1に、片岡愛之助によるこけら落とし公演が開催されました。
閉館や閉鎖という歴史を辿って来た永楽館ですが、廻り舞台や奈落、花道やすっぽんと呼ばれる舞台装置が、ほとんど当時のまま残っており、現在も、片岡愛之助が毎年、歌舞伎公演を行う(どうでもいい事ですが、昨年は、奥さんである藤原紀香も来られたそうです)等、多種様々な利用、活用がされています。
昔ながらの芝居小屋と言うと、愛知県犬山市の博物館明治村にあり、国の重要文化財に指定されています旧呉服座は、私は訪れた事があったんですが、現在も利用されている昔ながらの芝居小屋を訪れたのは、初めて(一緒に訪れた母は、熊本県山鹿市にあり、国の重要文化財に指定されています八千代座を訪れた事があるらしいです)で、説明員が説明して下さった永楽館の歴史や、舞台の話等、感心しながら、母と共に聞き入っていたのと、永楽館内部の様々な場所を見学しながら、写真も多く撮って来ました。

出石の城下町は、ゴールデンウィーク10連休中とあって、観光客がいっぱいで、人気のそば屋は、列が出来ている店もあったりして、駐車場待ちの車の列が並んでいたりもしましたが、永楽館は、それほどの混雑でもなく、のんびりと見学出来たのも、良かったですね。

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