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旧致道館

2018-10-25 22:43:28 | 観光スポット
今回も前回からの続きで、鶴岡市にあり、国の重要文化財に指定されています鶴岡カトリック教会天主堂を出て、向かった先は、同じく鶴岡市内にあり、国の史跡に指定されています旧致道館です。
致道館とは、庄内藩の藩校でして、1805年に七代目藩主であった酒井忠徳(詳しい事はインターネット等でお調べ下さい)によって創設され、八代目藩主、酒井忠器(この方も詳しい事はインターネット等でお調べ下さい)によって現在地に移されたそうです。
孔子を祀る聖廟や、講堂、表御門等、3つの門や藩主が御成りの際に使われた御入間等が遺構として残っており、藩校建築としては、東北地方で唯一、現存している建造物です。
庄内藩と言えば、現在、NHKで放映されています大河ドラマ『西郷どん』の主役の1人、西郷隆盛(日本史上では‘超’がつくほどの有名人ですが、詳しい事はインターネット等でお調べ下さい)とも浅からぬ因縁がある藩でして、戊辰戦争の折、会津藩と共に奥羽越列藩同盟の中心勢力となり、白虎隊等の悲劇の後、会津藩は降伏しましたが、庄内藩は、徹底抗戦し、奥羽越列藩同盟の中では最後に恭順したものの、最終的に自領に新政府軍の侵入を許しませんでした。
しかしながら、新政府軍に敗れた奥羽越列藩同盟の諸藩は、当然ながら厳しい処罰が下されたわけなんですが、庄内藩への処罰は、寛大な措置で、その対応は、西郷隆盛が指示したものでした。
何故、庄内藩の処罰に西郷隆盛が、寛大だったのかはわかりませんが、そういった事もあって、現在でも庄内地方では、西郷隆盛が敬愛されていて、山形県酒田市には、西郷隆盛の功績を称えて祀ってある南洲(西郷隆盛の号)神社があります。

少々、話がそれましたが、致道館では、生徒一人ひとりの個性に応じてその才能を伸ばすことを基本とし、自ら考え学ぶ意識を高める事が重んじられ、そうした教育方針は、現在も受け継がれ、今なお、教育の根幹をなしていると言えるのではないでしょうか。

さて、旧致道館を出た後は、同じく鶴岡市内にあります文化財で、この日、最後の文化財に向かったんですが、どこに向かったかは、明日以降のブログにて紹介したいと思います。

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