ひとり旅への憧憬

気ままに、憧れを自由に。
そしてあるがままに旅の思い出を書いてみたい。
愛する山、そしてちょっとだけサッカーも♪

紅葉と岩稜:天使にKISS

2017年02月02日 00時12分47秒 | Weblog
ジャンダルムのてっぺんは将に強風の通り道であり、風に煽られながらの休憩となった。
それでもあの時の清々しい気持ちは忘れることができない。
「もう少しだけ。もうちょっとだけここにいたい」という思いに何度も駆られた。


画像ではちょっとわかりにくいが、AM君が手に触れているのは天使のオブジェ。
今はどうやら二代目の天使になっており、山好きの誰かが自作のオブジェを持ってきてここに設置したらしい。
ネットで調べればすぐにわかるのだが、それにしてもにくいことをする山男だ。
大勢の登山者が、この天使に会いたくてここまで来たと言っても過言ではない程有名な天使なのだ。(実は自分もその一人)


軽く行動食を済ませ、天使を挟んで槍をバックに一枚。
少しのんびりとし過ぎてしまったが、実に見飽きることのない360°北アルプスの大パノラマを堪能した。


ほぼ中央で目立ってる三角お山が槍ヶ岳。そこからやや右下に見える赤い屋根の建物が穂高岳山荘。


そのまま右へとカメラを移動すると、穂高岳が見える。


穂高岳から右の稜線が前穂高へと向かう吊り尾根。
手前に向かってくると、ついさっき通ってきた馬の背とロバの耳の岩の牙。


更に右へ移動すれば上高地周辺と梓川が見える。


西穂高岳へと続く稜線。
その先には焼岳が見える。


笠ヶ岳。
左上の彼方に見えるのはおそらくは白山ではないかと推測する。


再び槍ヶ岳。

このような日本の屋根を一望できる程の天候に恵まれたことに心から感謝したい。

さて、ジャンの天使に会うことも今回の目的の一つであったことは前述した。
ジャンを去る前にどうしてもやっておきたいことがあった。

「いい歳して気持ちの悪いことやってんじゃねぇよ!」

というお叱りの声が聞こえてきそうであるが、それなりに苦労しなければここへは辿り着けない。
まぁ年寄りの戯れ言的なものと思って勘弁してください。m(_ _)m

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