ポイントとしてはそれなりの急勾配もあり、途中にあるベンチで一息つくことにした。
ここにあるベンチはたった一つ。
幅の狭い稜線上でもあり、しかもベンチを設置するスペースそのものも狭い。
だが、ここからの眺望はこの稜線上で一番かも知れない。
昼食にはまだ時間が早過ぎたためここでは休憩のみとしたが、この場所での食事もなかなかのものだろう。
しばし眺望を愛でている。
アップダウンはもう少し続くのでゆっくりと休んで欲しい。
「もう少し登ったらトラバースルートになるから、そこでも一息つけるよ。」
実は今日のルートにおいて、この後のトラバースの次にも登りのポイントがある。
ごく僅かな距離だが、そこが今日最後の登り区間だ。
トラバース手前の最後の登りを終えた。
「はい、お疲れさん。そこのベンチで休むといいよ。」
さすがに自分も喉が渇いていた。
ハイドレーションの水分をちょっとがぶ飲み。
この先の晃石山神社境内にはテーブルがあるので、そこで昼食を食べる予定であることを話していると・・・
「こんにちは! 良い天気ですね! くれぐれも火の取り扱いには注意して楽しんでください。」
いきなりのことでちょっと驚いたが、彼等の服装と手にしている「のぼり」を見てすぐに状況が分かった。
地元(たぶん栃木市)の消防署の隊員さんたち。
先月のことだ。
テレビのニュースでも毎日のように報道されていた足利市の山林火災の件は記憶に新しい。
何日間も延焼し続け、大規模な山火事となってしまった事件とも呼べる災害であり、原因は一般登山者の煙草のポイ捨てではないかと言われている。
二度とあってはならない山林火災への注意喚起のために消防署の方達がわざわざここまで来ているのだ。
「あっ、はい。分かりました。大変ですね、本当にご苦労様です。お疲れ様です。」
と返事をし、あの山火事について少しだけ話を聞いたが、テレビでは伝わらない心身面の苦労があったようだ。
一人の登山者として腹は立つが、自分も喫煙者であるわけで更なる注意をして行きたい。
別れ際に一枚写真を撮らせていただいた。
了承を得てブログにアップさせていただいたが、マスクをしていることもあり、これ以上顔を隠すこともないだろうと思い目は隠さずに載せている。
今改めて思う。
自然発生のケースもあろうが、山火事の原因の多くは人的要因によるもの。
煙草の不始末、食事時の火器、そして放火的なこと。
火を扱う時は最後の後始末までしっかりと見極め、責任を持って登り続けたい。
ここにあるベンチはたった一つ。
幅の狭い稜線上でもあり、しかもベンチを設置するスペースそのものも狭い。
だが、ここからの眺望はこの稜線上で一番かも知れない。
昼食にはまだ時間が早過ぎたためここでは休憩のみとしたが、この場所での食事もなかなかのものだろう。
しばし眺望を愛でている。
アップダウンはもう少し続くのでゆっくりと休んで欲しい。
「もう少し登ったらトラバースルートになるから、そこでも一息つけるよ。」
実は今日のルートにおいて、この後のトラバースの次にも登りのポイントがある。
ごく僅かな距離だが、そこが今日最後の登り区間だ。
トラバース手前の最後の登りを終えた。
「はい、お疲れさん。そこのベンチで休むといいよ。」
さすがに自分も喉が渇いていた。
ハイドレーションの水分をちょっとがぶ飲み。
この先の晃石山神社境内にはテーブルがあるので、そこで昼食を食べる予定であることを話していると・・・
「こんにちは! 良い天気ですね! くれぐれも火の取り扱いには注意して楽しんでください。」
いきなりのことでちょっと驚いたが、彼等の服装と手にしている「のぼり」を見てすぐに状況が分かった。
地元(たぶん栃木市)の消防署の隊員さんたち。
先月のことだ。
テレビのニュースでも毎日のように報道されていた足利市の山林火災の件は記憶に新しい。
何日間も延焼し続け、大規模な山火事となってしまった事件とも呼べる災害であり、原因は一般登山者の煙草のポイ捨てではないかと言われている。
二度とあってはならない山林火災への注意喚起のために消防署の方達がわざわざここまで来ているのだ。
「あっ、はい。分かりました。大変ですね、本当にご苦労様です。お疲れ様です。」
と返事をし、あの山火事について少しだけ話を聞いたが、テレビでは伝わらない心身面の苦労があったようだ。
一人の登山者として腹は立つが、自分も喫煙者であるわけで更なる注意をして行きたい。
別れ際に一枚写真を撮らせていただいた。
了承を得てブログにアップさせていただいたが、マスクをしていることもあり、これ以上顔を隠すこともないだろうと思い目は隠さずに載せている。
今改めて思う。
自然発生のケースもあろうが、山火事の原因の多くは人的要因によるもの。
煙草の不始末、食事時の火器、そして放火的なこと。
火を扱う時は最後の後始末までしっかりと見極め、責任を持って登り続けたい。