今年の冬、厳冬期と残雪期に単独で赤岳(2900m)登頂を果たすことができた。
5月には、そのステップアップとして3106mの雪の北穂高岳に単独登頂を果たした。
そして今回、夏期に12本爪のアイゼンとピッケルを用いて劔岳に登る。
今までは「別山尾根」の往復ルートだったが、三度目の劔岳となる今回は全く別ルートで登頂を目指すことを目標にしている。
いわゆる「バリエーションルート」ってやつだ。
正規のルートを示すポイントも標識も無いやっかいなルートで、標高差約1000mの万年雪の雪渓をひたすら登攀する。
そう、映画「劔岳 点の記」で、測量隊の方達が登頂を果たしたあのルートだ。
現在では案内人の方の名をとって「長治郎谷(ちょうじろうたん)」と呼ばれている。
いつかはあのルートで登ってみたいという思いがあった。
徐々にではあれ、力と経験を積めば自分でも登れるかも知れないと思っていた。
この夏がそのいい機会だと自分で判断して決めた。
頼れるのは将に自分自身しかいない。
事前に調べ上げた地図上のルートと写真。
そしてコンパスと高度計。
最後は自身の経験と技術、間違いの許されない判断力。
天候は今のところまずまずのようだ。
三度目の劔岳でやっと素晴らしい絶景を見ることができそうだ。
5月には、そのステップアップとして3106mの雪の北穂高岳に単独登頂を果たした。
そして今回、夏期に12本爪のアイゼンとピッケルを用いて劔岳に登る。
今までは「別山尾根」の往復ルートだったが、三度目の劔岳となる今回は全く別ルートで登頂を目指すことを目標にしている。
いわゆる「バリエーションルート」ってやつだ。
正規のルートを示すポイントも標識も無いやっかいなルートで、標高差約1000mの万年雪の雪渓をひたすら登攀する。
そう、映画「劔岳 点の記」で、測量隊の方達が登頂を果たしたあのルートだ。
現在では案内人の方の名をとって「長治郎谷(ちょうじろうたん)」と呼ばれている。
いつかはあのルートで登ってみたいという思いがあった。
徐々にではあれ、力と経験を積めば自分でも登れるかも知れないと思っていた。
この夏がそのいい機会だと自分で判断して決めた。
頼れるのは将に自分自身しかいない。
事前に調べ上げた地図上のルートと写真。
そしてコンパスと高度計。
最後は自身の経験と技術、間違いの許されない判断力。
天候は今のところまずまずのようだ。
三度目の劔岳でやっと素晴らしい絶景を見ることができそうだ。