井伊影男の植物観察

植物の生き方の不思議さ、彼らのたくましさ、したたかさに触れる。しかし、観察者が井伊加減男だからなあ。

北海道では低地から見られるヨツバシオガマ1

2023年12月23日 | 日記

ヨツバシオガマの群落。ゴマノハグサ科シオガマギク属。
「高山の草地に生える多年草」と図鑑に紹介される。本州では高山植物図鑑に載り、一般の植物図鑑では載っていないものが多い。北海道では低地からごく普通に見られなじみ深い花の一つ。
ヨツバシオガマの草姿。
ヨツバシオガマの茎は直立し、草丈は20~40cm。
シオガマギク属の仲間はイネ科の植物に寄生し、自分の葉でも光合成する「半寄生植物」と言われる。
ヨツバシオガマの葉。
ヨツバシオガマの葉は羽状に深裂しシダの葉に似るとも言われる。4枚の葉を輪生させるところから「四つ葉・シオガマ」と呼ばれる。シオガマの仲間にはヨツバシオガマのように4枚の葉を輪生させるものの他、2枚の葉を対生させるもの、互生に葉をつけるものなど、3タイプがあると言われる。
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