井伊影男の植物観察

植物の生き方の不思議さ、彼らのたくましさ、したたかさに触れる。しかし、観察者が井伊加減男だからなあ。

冬の樹木ウォッチング(アサダ2)

2013年03月18日 | 日記


アサダの樹皮。
アサダの樹皮は灰褐色で浅く縦に裂け、薄片となって下から上に反り返る。この特徴はアサダを識別するのに大いに有効である。



アサダの樹形。
樹高25m程になる落葉高木。独立樹の場合、横枝を伸びやかに拡げる。
個体数はあまり多くはないが、温帯林の伴生種(群落の中で優先種に伴って生育する種)として重要とされる。
材質は緻密で硬く、粘りもあるので橇の材料に使われた。アメリカではアイアン・ウッド(鉄の木)と呼ばれ、中国語でも鉄木だという。



アサダの果穂。
アサダの果穂は5cmほどで、袋状の果苞が集まり、中に堅果を包みこむ。
ビールに使う「ホップ」似ているので、英吾では「ホップ・ホーンビーム(ホップのようなシデの仲間)」と呼ぶ。
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