サイカチの冬芽。マメ科サイカチ属。
サイカチの側芽は半球形で小さく、縦に2個並ぶ。
上側のものは伸びて刺となり、下側のものは予備芽となる。
サイカチの樹形。
大きいものだと樹高20m程になる落葉高木。北海道には自生はなくあまり馴染みのない樹だが、東京周辺では自生もあり、街路樹として植えられたものも結構あって、「サイカチ坂」と名付けられた通りもある。(お茶の水と水道橋をつなぐ坂)。
サイカチの樹皮。
サイカチの樹皮は平滑型であるが、老木になると縦に浅く裂けるようになる。
ただ、サイカチ一番の特徴は枝分かれした刺が多数つく所にある。