井伊影男の植物観察

植物の生き方の不思議さ、彼らのたくましさ、したたかさに触れる。しかし、観察者が井伊加減男だからなあ。

北海道の樹木ウォッチング・サイカチ1

2021年10月03日 | 日記

サイカチの冬芽。マメ科サイカチ属。
サイカチの側芽は半球形で小さく、縦に2個並ぶ。
上側のものは伸びて刺となり、下側のものは予備芽となる。

サイカチの樹形。
大きいものだと樹高20m程になる落葉高木。北海道には自生はなくあまり馴染みのない樹だが、東京周辺では自生もあり、街路樹として植えられたものも結構あって、「サイカチ坂」と名付けられた通りもある。(お茶の水と水道橋をつなぐ坂)。

サイカチの樹皮。
サイカチの樹皮は平滑型であるが、老木になると縦に浅く裂けるようになる。
ただ、サイカチ一番の特徴は枝分かれした刺が多数つく所にある。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする