音楽で国際交流を進めるNGOの「環音」(わおん)が
東ティモールの人と暮らしを音楽とともに記録し、
平和への願いを込めたドキュメンタリー映画、
「カンタ ティモール(歌え、ティモール)」を完成させ、
その試写会があるという記事が金曜日の夕刊に載った。
今日、午後6時20分から、
愛知芸術文化センターのリハーサル室で上映され、
映画の後、ミニコンサートも開かれた。
ヤフーの地図より
ティモール島は16世紀にポルトガルによって植民地化され、
その後、オランダが進出して、1859年に東西に分割された。
第二次世界大戦時には、
一時、日本軍が占領していたこともあったようです。
1976年にはインドネシアによって制圧され、
インドネシアに併合されました。
しかし、東ティモールは独立のために抵抗し、
多くの人々(三人に一人)が虐殺や飢餓で命を落とし、
民家の九割が焼かれたのだそうです。
紛争で家族や友達を失うと言う辛い体験をしたにもかかわらず、
東ティモールの人達が異口同音に、
「憎まない」と言っているのにはビックリ!
私達の父や母は一つ(大地や地球)だとも。
子どもたちの活き活きとした輝く瞳にも感動した。
東ティモールは2002年5月20日にやっと独立を果たしていますが、
その後も混乱がおきているようです。
この映画を観ると、平和でなければいけないことがよく分かる。