=118 ~木の因数分解~(家具工房つなぎブログ)

南房総でサクラの家具を作っています。ショールーム&カフェに遊びにおいでください。

「材木屋さんは空気も買っている」

2009年01月30日 | 【インタビュー】木の先人方

私の家から徒歩5分ほどのところに材木屋さんがある。この前散歩でお店の前を歩いたら店頭にテーブルの天板に使える銘木が立てかけられていたので、今日はそれを本格的に見学させてもらいに行きました。

天板の板などの商品だけでなく、今までは知りませんでしたが事務所の裏にも広い敷地があって大きな丸太がゴロゴロ。意識して見たのは初めての丸太に思わず感動してしまいました。


「でけえな」

その後、事前に予備知識だけでもと読んでいた「貸出審査事典」の該当ページにおける疑問を社長の忍足さんにご質問させて頂けるお時間を少し頂きました。

基本的なことで本当に申し訳なかったのですが、
「造作材」・・・(ぞうさく)と読むようで、窓枠などに使用する材のこと
「羽柄材」・・・家の中でも見えないところの構造に使われる材のこと

等を教えていただいたり、人口乾燥材の割合が年々増加してきていることについて、法律が変わり、柱などには
人口乾燥を経た材を使用することになってきている現状を教えて頂きました。ただし人の手で急速に乾燥させてしまう方法は木の呼吸機能を奪ってしまうことになる疑問についてもあわせて教えて頂きました。

中でも私がびっくりしたのは、材木屋さんの丸太を買う際のサイズの計算方法です。
一般人が考える計算方法は、丸太であれば「半径×半径×π」で丸太の断面の面積を出して、そこに長さを掛ける計算が思い浮かびますが、実際は「直径×直径×長さ」なんですって。
つまりつまり丸太材の直径を一辺とした正方形の材を購入しているような計算になるんです。
仮に直径を10センチとすると、その丸太から製材できるのは実際は7センチ四方くらいの大きさになり、体積にするとおよそ半分になってしまう計算になります。
つまり、「材木屋は空気も買っている」ということになるんです。

「なるほどねー」
私が実際に丸太を買うなんてことは、この先あまりないとは思いますが、こんな知識でも知っておいて損はありません。

忍足社長、本当にありがとうございました。


追伸:
ちなみにこの地域の山車、屋台の材は欅が多いそうです。
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昔の怖いところ

2009年01月27日 | 【写真】一本の木
昔はここ一面に木が生い茂り、古びた門から続くその先は恐怖の場所だった。それがいまや木々はなくなってしまい、子供達が恐れたその道の奥のあたりに一本の木が、爽やかに残っていました。爽やかも好きだけど、昔の得体の知れない怖さの思い出も大事だった。

館山市那古(千葉県)
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感謝

2009年01月24日 | 【日記】いろいろ
本日、父親より突然聞かされた。

「バンの新車を注文しておいたから」

「ええぇー」

そんなの聞いてないよ状態です。
たしかに私は長野に行ってからの生活で車が必需品になるので、親父に「中古で動けばいいからバン探しておいて」
とは言ったけど。

一瞬、
小学生のとき、初めて自転車を買うことになったとき、俺の意見は何も聞かずに、知らないうちに自転車が注文されていた、しかも当時流行っていたスタイルとは違うやつだったので、ムッとしたことを思い出した。

親父の考えでは、高速道路も走るし、長野の山を走るし(長野もちゃんと道あるし、どんな山を想像しているのかわからないが・・)、いざ故障したら危ないということでの配慮でプレゼントだと言う。

そんな話を聞くと、
さっき大人気なくムッとしたことが恥ずかしくなります。

年金生活の中で、いまだにしっかりしていない息子のことをまだ面倒見続けてくれる親には感謝するしかありません。
そして、同時に自分が親と同じ歳になったときに果たしてそのようなことができるかと考えてしまいます。

いつかこの車に家具を載せて納品できるようになりたいと思います。

(写真は、後日納車されてからの撮影)
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勝利の神様(東郷神社)

2009年01月20日 | 【写真】一本の木
原宿(東京都)
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『森の博物館 原物標本』

2009年01月17日 | 【書籍】
上司宅で頂きました。ありがとうございます。

森の博物館原物標本―日本人なら知っておきたい木30種
オークヴィレッジ
オーク・ヴィレッジ

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主婦の視点

2009年01月17日 | 【日記】いろいろ
本日は、会社の上司にご自宅に招待して頂きました。

特選肉のすきやきもおいしく頂きありがとうございました。

でも、本日はすきやきだけが目的でなく、実は奥さんがインテリア関係に精通していて、私にいろいろなアドバイスをして頂いたのでした。

私が部屋に入ると、既に机に十冊近い本が積まれていましてびっくりしました。
すべて私が知らない本です。
勉強しようと思ったら、いくらでもあるなーと思いました。

室内にあるいくつかの椅子は、有名デザイナーのもので、そちらについてもいろいろと座りながら解説をして頂きました。

なかでも、家具に対する主婦の視点に「あ!」と思いました。

「椅子は座るもの」
に間違いはありません。しかし、それだけではないのです。

奥さんいわく、
「電球を交換するときに、不安定だと怖い。安定性はとっても大事」
とか、
「掃除をするときに、軽いほうがいい。また持ち上げたときにバランスの悪い椅子はスネにあたる」
といった超現実的なお話を頂きました。
デザインだけでなく、このあたりまで考えて設計されているのが、いい椅子という定義です。

「椅子は座るもの」
それだけでは、本当に使う人のシーンが想像できていないのです。
今後、家具を作ることになったら、そのあたりまで深く想像できるようになりたいと思います。
また、同時に様々な、自分と異なった立場の方の意見もどんどん聞くことが大切だなと思いました。

本日はありがとうございました。
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全身包帯まみれ

2009年01月11日 | 【写真】一本の木
雪を忍ぶ高遠の桜

伊那市高遠(長野県)
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