=118 ~木の因数分解~(家具工房つなぎブログ)

南房総でサクラの家具を作っています。ショールーム&カフェに遊びにおいでください。

念願の?桐

2010年08月30日 | 【仕事】岡山の工房での日々
この前作った将棋の盤の箱と駒入れ?です。

材は桐で、軽くて独特な感じがあります。
変なたとえでは、赤ちゃんが食べる白い煎餅のような?麩のような?


訓練校時代に使わせてもらえなかったことを思い出します(笑)
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夏祭り?秋祭り?

2010年08月30日 | 【日記】いろいろ
どちらでもいいのですが、
営業を終えた露店のかき氷屋さん。


地元房総は、これから秋の祭りシーズンに入っていきます。
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港町の賑わい(境港)

2010年08月29日 | 【お出かけ】木のむくまま
ゲゲゲの鬼太郎のオブジェが通りに並んでいることで有名な
水木しげるロードがある境港。

ここを訪れた今年の観光客が200万人を突破したというニュースをやっていました。

境港は、お盆休みに出かけてきたところ。
たしかに一漁村にこんなにたくさんの人が来ているのかと思うくらい、
すごい人込みで、
ゲゲゲの女房効果の高さを伺い知ることができました。

私がまず「お!」と思ったのが、
妖怪のオブジェがかわいらしいこと。
もっと大きな銅像を想像していたのですが、実際見てみると、
それぞれ大きさは違うのですが、
手乗りサイズのようなものが多くて、かなりカワイイです。

それからもうひとつは、
商店街のお店分布です。
一キロあまりの商店街でしょうか。そこに軒を連ねるお店のカブリが少ないことです。
飲食店にしても、お土産屋にしても、
提供しているものや扱っているものが異なっていて、
来ている観光客が飽きない感じがしました。

普通、観光地ってどこも同じような名物がどのお店にも並んでいて、
最初の2、3軒覗いたらもういいやって思うことないですか。
境港は漁港があるので、
魚関係ばっかりということが想像できるのですが、ちょっと違いました。

これはきっと商店街連合なんかでうまく調整したり、
みんなでアイデアを出し合ってやっているのではないでしょうか。
自分たちの安易なやり方ではなく、来ていただける観光客のことを考えて。


私の地元館山も港をテーマにした町おこしをしていると思うのですが、
なんとかこの境港の賑わいに学ぶことはできないかなと思いました。



さて、家族連れでにぎわう妖怪ロードで一番の人気だった妖怪はなんでしょう?






答えは「ねずみ男」(だったような気がします)

漫画の中ではしょうがないキャラですが、

人間ああいったどうしても憎めない人柄っていうものがあるんでしょうね。



◆おまけ 路地裏の風景
商店街を一歩入った路地に私の中では定番の好きな構図がありましたのでパチリ。

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我が家にも文明の利器がやってきた

2010年08月19日 | 【日記】いろいろ
暑さには強い

と思っている私ですが、なかなか暑い日が続いております。


アパートの冷房が故障したのが先月末くらい。
サービスマンに見てもらうと、
「基盤交換やらで数万円はかかる」
とのこと。

なら、
「まあ、暑い日もあと一週間、お盆が来れば・・・」
と、
冷房はおろか、扇風機もない生活を続けていました。

夜は窓を開けて、自然の風を!
と思うのですが、無風の日も・・・・


そしてついに、
先日実家から送ってもらうものがあるついでに、
実家に眠っている扇風機を送ってもらいmした。

この扇風機は、
昨年長野で木曽の丸太曳きレースに出たときの賞品としてもらったものです。
非常に原始的な扇風機で使うこともないだろうと
倉庫に眠らせていたのですが、それがこんなにも待ち遠しい代物になるとは。


本日、
その扇風機が届きました。

元気よく回る扇風機。
これで夜の寝苦しさも少しは解消?

あ~、文明の利器はすごいのお。
「Pure Breeze」を感じてます。
↑なんかよくわからんけど扇風機の中心に書かれているんで名前らしい。
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そーめんナイト in かじこ

2010年08月15日 | 【日記】いろいろ
お盆休みの一日目は家で疲れをとり、
2日目は、イベントに参加してきました。

題して、「そーめんナイト」

GWに行った岡山の出石町で、「かじこ」という古民家を使ったイベントコミュニティゲストハウスに立ち寄ったのですが、
GWのときはまだ準備中で掃除も半ばだったのですが、先月にオープンし今や生活感があふれ出しているにぎやかな空間になっていました。

そこで実施された企画が、
何回も言っていますが「そーめんナイト」

今ちょうど行われている「瀬戸内国際芸術祭」にも出展している
小豆島出身の芸術家アキリカさんをお迎えし、
小豆島特産(すいません、初めて知りました)のそーめん(真砂喜之助製麺所さま提供)を食しながら、
小豆島をはじめ、この芸術祭の裏話など聞いちゃいましょうって企画でした。

当日は、
イベント参加者と宿泊者が入れ替わり立ち代わりで、
さまざまな人たちが自由に入れ替わり立ち代わりしてました。

私はアジアの旅行中のゲストハウスが、
自由気ままで楽しくて、そんな雰囲気が日本でも味わえて新鮮でした。

私は海外旅行中に受けた外国の方からの親切を、
日本に来る外国の旅行者に対して恩返しをしたいなと思っているので、
「かじこ」に外国人旅行客も増えて、
いろんな情報を提供できて、日本の良さも知ってもらい、「かじこ」ももっともっと活発になることを応援していこうと思います。

その日もたくさんの方が、
瀬戸内国際芸術祭を見てきた人や、明日から行こうって人たちでした。

読者の皆さんも、
瀬戸内国際芸術祭に行った際には、「かじこ」に寄ってみてはいかがでしょう。

かじこHP

アキリカさんHP
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満を持してのブラックウォールナット

2010年08月15日 | 【仕事】岡山の工房での日々
お盆前までずっと、あるお宅のキッチンを作りに従事していました。

その材がブラックウォールナットです。

楢や桜を使ったことはあるけど、ブラックウォールナットは初めてで、
訓練校にもなく、なんとなく特別な感じを抱いていた木ですが、
ついに登場です。

この木は逆目が多かったのですが、
親方によると、木によってかなり異なるようです。

オイルを塗って、濃い濡れ色になるのもいいのですが、
私は結構何も塗っていない状態の、
淡いチョコレート色が好きですね。
削りカスを見ていると、本当によくこんな色になるなあと思ってしまいます。
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鉄鉄しい

2010年08月01日 | 【日記】いろいろ
こちらも、茂助(もすけ)さんで買った「も作」(もさく)

こちらも立派な鉋です。
奮発しました。

なぜって言われると言い訳になってしまうのですが、
「も作」鉋って、
職人さんの遊び心があって、ひとつひとつの形なり模様なり雰囲気が違うんです。
だからこそ、
直接見て手で取って肌で感じないと・・・

そんな「も作鉋」が茂助にはたくさんあったんです。


私が選んだのは、綿帽子型という先が丸くなったかわいい形のやつです。
でも
表面はごらんのとおりの
鉄丸出しのごつごつした感じがいいでしょ。

「鉄鉄しい~」
と勝手に形容詞作ってます。。。


いずれにしても、
これらのいい鉋を使いこなせるように精進しなくては!


◆こちらは寸八
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あたたかいお店ですよ。「道具や茂助」

2010年08月01日 | 【お店】木になる家具や、道具やさん
地元の祭りで関東に戻った際に行ってきた「道具や茂助」さんです。

安く買うだけならインターネットショッピングもいいのですが、
せっかく一生もんの鉋を買うのであれば、
実物を見て買う瞬間のドキドキ感って大切にしたいですよね、

それでネットで見つけたのが、茂助さん。
かなりの鉋が並んでいて、事前の電話でも「見て買っていただくのが一番ですよ」
という店主のお言葉に、
「そうだ」
と思って行ってきたわけです。

値段も超良心的。
サービスもよくて、なによりも店主の実直なご対応に恐れ入ります。
「茂助」
というのは先代までのこぎり鍛冶をされていたそうなのですが、
現店主は「つがなかった」のではなく、「つげなかった」という表現(お店HPより)
がそんな店主の人柄を表していませんか。

オススメのお店です。

◆道具や茂助HP
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一生もん!

2010年08月01日 | 【日記】いろいろ
ついに買いました。
一生もんの鉋です。
これより高い鉋はきっとこれからも買わないと思います。

今回購入した鉋は、碓氷健吾さん作の「晩悠」という鉋。
大工や木工など道具を使う方にとっては有名すぎるほどの方で、私がわざわざ説明を加える必要はないのですが、そうでない方もいらっしゃるかと思いますので、少しご説明を。
碓氷さんは、新潟の鉋鍛冶で間違いなく現代の名工です。
私にとっては不釣合いな立派な鉋ですし、こんなに高価な鉋でなくても現場で使えるし、使う方もその能力を引き出せないのはわかっているのですがあえて買いました。

それは、事前に読んだ碓氷さんの本(夫婦鉋 雑草出版 ※アマゾンにはありません)、文章を通じてその考え、生き方を知ったからです。
碓氷さんは、今までの職人の経験、勘の世界に、科学的な検証を取り入れ、鋼の分子を電子顕微鏡で確認したり、特別な機械で硬度を計測したりして、焼きいれの温度を研究してこられてきました。
また鍛冶の世界ではご自身で研ぐことはあまりされないようなのですが、60歳を超えてから研ぎを学び、自分の作った刃を自分で研いで試し削りをして、品質を確認したものを出荷されているそうです。
すでに80才を超え体調も決して万全ではないとお聞きしておりますが、よりよい鉋を作ることへの情熱は衰えてないそうです。
また、文章から伝わってきたり、会ったことのある人から話を聞いてもその誰もが同様に、とにかく謙虚だそうで、謙虚過ぎるほど謙虚なようです。 一方で鉋の話になると熱心にいくらでもお話をしてくださるそうです。

そんな名工の作った鉋を、職人の道しるべとして持っておく(もちろん使うけど)こともいいかなと思って買ったものです。

私もいつの日か直接お話をお聞かせ頂きたいと願っています。


◆「研ぎやすく」「永切れ」という相反する要素を両立させた晩悠鉋
珍しく寸六があったので、こちらを購入。
(弟の餞別を当てました。お互いだけど弟に餞別をもらうような歳になったんだなー)
台は猪本仕込み
購入店は「道具や 茂助」←オススメです。
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