=118 ~木の因数分解~(家具工房つなぎブログ)

南房総でサクラの家具を作っています。ショールーム&カフェに遊びにおいでください。

若潮マラソン

2011年01月31日 | 【日記】いろいろ
けっこういます、今年のマラソン参加者。

約9000名の参加者のうち何割が域外からの参加者かわかりませんが、
勝手に半分とすると、4500名。
それに走らない参加者の家族や知り合いを足したとして、約10000人
館山市の人口が約5万人ですから、人口が急遽20%アップすることになりました。

私の前の会社の上司も実は昨年から参加してまして、
今年も奥さんとお知り合いの方3名と一緒に南房総に足を運んで頂きました。
特に奥さんにとっては、昨年初めてフルマラソンを完走した記念すべき大会として、
南房総に愛着をもって今後も出場して頂きたいものです。

各人、どんなことがきっかけでもいいので、
南房総に足を運んでいただき、
「普段着の南房総」を好きになってもらえたらいいですね。

私の家具事業の目的というか目標のひとつに、
実は、
「南房総に人を呼べる家具を作る」
ということがあります。
まだまだそんなことを言うのはおこがましい私ですが、
「自分の家具を目当てに南房総に足を運んでいただけるお客様を少しでも増やしていきたい」という思いがあります。
もちろん、最初は逆で「南房総に遊びにきた方が偶然ついでに私の工房に寄られる」
ということのほうが多いと思いますが。


マラソン嫌い?苦手?な私には、ランナーズハイ状態も苦しさもわかりませんが、
皆さんがんばってらっしゃいました。
「サブフォー」
つまり、タイムが4時間切るというのがアマチュアランナーのひとつの目標と兄貴から聞いたのですが(うちは兄貴と弟が出場していて俺だけ出てない)、その4時間くらいでゴールしてこられるランナーはいろんな方がいて、年配の方や普通の女性の方などいろいろでした。
マラソンの速さは外見ではわかりませんね。

それにしてもゴール付近は、
サロンパス臭がすごかったです。
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やっぱり私は天邪鬼?

2011年01月24日 | 【完成品】独立前の作品です
年末に買った竹細工用の小刀にはカバーがついてなくて、
はっきりいって危ないので、
カバーを作りました。

エコのため?膠系の接着剤を使ったのですが、
予想通りなかなか扱いづらい曲者のようです。

完成してみると、

「角ばってるなあ」

と思います。
私は曲線のデザインも嫌いでないですが、結構角ばったものが好きで、
家具も、この方向性になるのかなーなんて思っています。

世の中には曲線ものが増えてますから、
それにたいする反抗なのでしょうか。昔から私は天邪鬼ですから・・・
丸みがなく女性受けしづらいこと覚悟で・・・
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「知り合いが増えてきてる」って感じがします。

2011年01月24日 | 【お出かけ】木のむくまま
安西農園へ迷子になっているときに、
道端の古民家で作業をされている女性に道を尋ねました。

そのあと、
安西さんから、あそこの家は「健さんの家だよ」と聞いて、

「うーん、なんかたしか聞いたことある」
と私の中にピピッときました。

健さんなる人物について、もう少し詳しく聞いてみると、

「あ、俺会ったことある」
と私の記憶がはっきりしました。

新年の祭礼研究会でお会いした「健さん」だったのでした。

したがって、私がさっき道をお尋ねしたのは健さんの奥さんだったのでした。


そんなわけで、
帰り道に寄らせていただいた健さんの住居
正確には「これからなる」住居かな。
今は、新年から始めた古民家リフォームの真っ最中なのでした。

この家は戦時中、兵隊さん向けの食堂をされていた民家のようで、
家の表側に厨房の跡みたいのがあって、
カフェ的にもなりそうな面白い家でした。
古い建具もたくさんあって。

また遊びに寄らせてください。
次回は赤ちゃんにもご挨拶させていただきますね。

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神戸レタス

2011年01月24日 | 【お出かけ】木のむくまま
神戸「こうべ」ではありません。

神戸と書いて「かんべ」と読みます。


ここは、
千葉県館山市神戸です。

(失礼ながら)私もあまり知らなかったのですが、
ここ神戸は、レタスの名産地なんだそうです。

今日は、先日館山の移住支援NPO「おせっ会」でお会いした
安西農園の安西さんのお宅に伺ったのですが、
途中道に迷ってしまい、やけに背の高い細葉の木と竹に囲まれた路地を
右往左往していたのですが、これは海に近く砂を防ぐ目的があったと思います。
この一帯は平砂浦のそばで、
その名のとおり、砂が多く畑も砂質です。
この地質がレタス栽培に適しているのでしょうか。


安西農園もレタスが一番商品で、
まさしく今が旬。
家族総出で袋つめ作業をされていました。
(忙しいときに伺ってすみません)

そのレタスを使った新メニューが「レタス巻き寿司」で、
先日試食会が行われていました。

→房日新聞記事

私としては、ヘルシー志向と館山のお寿司が合体して非常に面白い取組みだと思いますので、なにはともあれ早く一度味見をしてみたいですな(笑)

お話をしていると、
安西さんも東京の百貨店で働いていたUターン者で、
Uターン同士で、
「普段着の館山」でこれからも新しいことにチャレンジしていこうとお話をさせて頂きました。
今後ともよろしくお願いします。

帰りに「かんべレタス」も頂きました。
ありがとうございます!

→安西農園HP
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時代によって変わる

2011年01月23日 | 【お出かけ】木のむくまま
南房総田舎暮らし応援団の海辺の八兵衛さんの
古民家ワークショップの新年一回目が始まりました。

今回は地元の大工さんと床下チェックです。
3月から八兵衛さんが引越しするS邸での実地見分です。



こちらは白蟻被害ではないのですが、
床下の根太かけが折れてしまっています。
これをこれから修理して、床を貼ってフローリングに変更していく予定です。

また水平に写っている部分が根太という床板を支える部分ですが、
実際に役立っている部分は、欠きとってある上の部分だけだそうで
あんなに厚みはいらないそうです。

それを見て参加者のおひとりが言いました。
「ずいぶん贅沢な使い方をしているなあ」

でも、実は大工さんいわく、
「昔は自宅の山から伐ってきた木だったし、材も豊富にあったので、
むしろ手加工で薄く削る手間のほうがかかってしまうから、あれでいい」
のだそうです。
今と昔は違うんですね。

たしかに、
今製材所でバイトをしていますが、
山から伐ってきた丸太をフォークで運んで、
電車のような車に載せて大きなバンドソーで一瞬で、四角い柱に加工していきますが、
機械もなかった時代、
柱一本作るのも相当大変な手間だったろうなと思います。

「必要ないところは徹底的に手間をかけない」
これは家具作りでも同じだと思います。
その手間は、お客さんのコストにかかってきますからね。
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教習開始

2011年01月20日 | 【日記】いろいろ
新しい乗り物を運転するのは楽しいものです。

小学校時代の自転車にはじまり、

大学一年で初めて乗った原付には感動!

その後、バイクや車も楽しかったですねぇ。

しまいには、飛行機の操縦も面白そうだと思い、大学四年のときにJALのパイロット試験を受けに行った私ですが、それは二次試験くらいで落ちました。
「面白そう」くらいの気持ちでは、やっぱり空の運転は危険です。


さて、そんな私が本日初めて操縦させてもらったものが「フォークリフト」


実は、
2つめのバイト先です。

1つめアルバイトは測量なんですが、この仕事は官公庁の予算の関係で年度末の3月までは忙しいのですが、4月からは???という状況を踏まえ、
身分の不安定なバイト君としては早めの自衛策を考えなければいけないのでした。
そこで先日お邪魔した製材所でたまたま「週1日でもきてほしい」
とお声がけ頂いたので、
「木に触れるチャンス!」
と思ってお世話になることになりました。


このフォークリフト、
たぶん多くの人が経験されていると思いますが、
「あのクルクルと小回りがきくのが楽しい」
というのを私も聞いたことがあったのですが、たしかに楽しい!
普通の車ではありえない角度で曲がってくれます。
さらに、あのフォークの操作も3次元的で面白い。

今日ははじめてでしたが、
「ちょっと勝手に動かして慣れてみて」
というアバウトな教習からスタートしました。

当面は、動いて停止して、それからフォークの操作と分けて行いますが、
早く、滑らかに発信しながらフォークを上下させるという連携操作をしてみたいと思います。
まずは仮免をめざします。


自分が生きているうちに、モビルスーツは開発されないでしょうが、
できたら操縦してみたいですねぇ。
「アムロ 行きますー」
みたいに。



追伸:
「本業をオープンせずに何をやっているんだ!」
とお叱りを受けそうですが、それは重々承知しております。
以前の仕事でお付き合いのあった、カレーのデリーの社長から、
「主従逆転させるな」
というお話をお聞きしたことがあります。
そのときはお店とお客さんの話でしたが、いろいろな場面で大事になる言葉だと思います。かみしめて。
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やっと読み終わりました。

2011年01月16日 | 【書籍】
7つの習慣―成功には原則があった!
スティーブン・R. コヴィー,ジェームス スキナー
キングベアー出版



かなり有名なので、読まれた方も多いと思う「7つの習慣」

結構昔に読みかけて、それから時間が経っていたものを読み終えました。


7つの習慣とは、

<私的成功>
1.主体性を発揮する
2.目的を持ってはじめる
3.重要事項を優先する

<公的成功>
4.Win-Winを考える
5.理解してから理解される
6.相乗効果を発揮する

7.刃を研ぐ


なんですが、
1から3の習慣が私的成功という、つまりまずは自分自身がしっかりしなければ、
次の公的成功、周囲の人たちとうまくやっていくことはできないということです。

私がいた前の会社では、
「自立した個が協力できるのが強い組織、たんに人が集まっただけの組織は烏合の衆」という考え方をしていました。

私も、南房総をにぎやかにしたいと思い、いろいろな活動に協力していきたいですが、
まずは自分の本業をしっかりと確立したいと思います。

自分自身の経営主体を持っている方の発言には重みがありますもんね。
一日も早く目指したいです。


追伸:
アマゾンアフェリエイトで書籍を紹介しながら、なんなんですが、
この本、いいことは書いてありますが、
なにぶん外人さんの著作なんで、文中に多数出てくる事例の話がいまいち日本人には堅い感じがして・・・・「5歳の息子と契約する」とかなんとか、ちょっと日本人には合わない文章も多い気がしますので、特に購入をオススメするわけではありません。
コメント (2)
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建具用の台

2011年01月14日 | 【道具】愛してやまない伴侶たち
これまた今回の仕事のために作った台。


実際に使っているところの写真のほうがわかりやいのですが・・・・・


これは現場なんかで、
建具や扉などを削るときに、その建具や扉を立てることができる便利アイテムです。

前の修行先で見たものを物真似で作らせていただきました。


今回たまたま仕事が現場仕事だったのですが、
前の仕事での経験が大いに役立ちました。


工房で作る仕事は、自分仕様のいろいろな道具が勢揃いしている、いわば最高の環境でモノづくりができるのですが、

現場では、お客様の庭、持ってきている道具も限られている、そんな中で現物に合わせてモノを作っていくという
大きな違いがあります。

修行先では、オーダーキッチンなどの現場仕事も多かったのですが、ついていくだけでやっとだった経験でも大きいものです。ありがたい経験をさせていただきました。
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トースカン

2011年01月14日 | 【道具】愛してやまない伴侶たち
これはテーブルやイスの脚を切るときに使います。

学校で習ったときは、

「変な名前~」という記憶でしたが、

検索すると、ちゃんと出てきます。


トースカン、名前は変ですが、

そのビジュアルは結構好きです。アームがいろいろと動き、非常に悩ましい形になります。

これは、上記の使い道以外にも、
仏像を彫ったり、最近はフィギアを作るのにも活躍できます。


興味がない人も、
とりあえず部屋に飾っておくだけで、
なんとなくアート系のにおいを出せると思いますよ。


→トースカンを購入した「アートス」
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3707FC

2011年01月14日 | 【道具】愛してやまない伴侶たち
お正月になんとなく買おうと思って買ったトリマーですが、
初仕事で大活躍!
丁番の溝彫りなどに活用させていただきました。

私はまだ「どの道具がいい!」とかわかりませんが、

マキタを選ばせて頂きました。


■まずは◎の点から

こいつの特徴は、

とりあえず「電子制御」であること。

負荷に対応して一定の回転数を維持してくれる装置のようです。またスタート時のショックが少ないとWEBで見ました。
使ってみたところ、その効果は私でもわかるくらいです。
修行先で使っていたトリマーと比較すると、音が静かで安定しているのがわかります。
これは確かによかった点です。

■次は、?の点

それは深さの微調整つまみについて。

他の機種は多くがネジによって安定的に深さが調整できる仕組みなのですが、この機種はゴムの輪を指で回す調整式。慣れないと動かしづらいことは確か。でもこの方式は、ミリ単位より小さな調整が実はやりやすいのかもしれない、ワンタッチで締まる機構と合わせて。
しかし、う~ん、これはもう少し使い込んでみないとわかりません。

いずれにしても、これからどんどん活躍させたい道具です。
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