空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

目新しいものでない王道の映画

2017年03月03日 10時50分06秒 | 思考試行

映画「ララ・ランド」を観た。ミュージカルなんて久しぶりだ。予想通りの展開。びっくりするような筋書きではないが、しかしながら、技が光るストーリー展開がすばらしい。

音楽の持つ力、夢を持って生きていく若者たちの希望と挫折、努力。久しぶりにいい映画を観た。何度も見たくなる雰囲気がある。

自分自身を振り返れば、なんとか生きてさえいれば、良しとして、やっとこさっとこ生きてきたが、その道中にはこんなに夢を語り、目指してきたことはなかった。

格別の情熱もなく、生まれてきてしまった者として、なんとか、その場その場を切り抜け、見逃し、ここまで来た感があるなかで、こういう、夢を描きながらの人生の良さは、庶民には遠いことかもしれないが、俳優として成功をめざすことや、音楽にこころを持つ人々の人生にはこういうこともあるだろうと思える。

そこには、才能や情熱の存在が前提であり、そもそもそんなことを考えもしなければ起こりえない。人生をどう過ごすのか、庶民の立場から世の中が少しでよくなるように、小さいことをコツコツやるしかない。西川さんに賛成だ。