戦前のものと思いますが、横綱土俵入り、雲竜型の貯金箱を収蔵しました。
上の写真、左側、横綱土俵入りの貯金箱、素焼き、彩色の土人形、高さ13センチです。古い割には、化粧回しも鮮やか、肌の色も好ましく、顔も穏やかな良い顔をしています。手・足の先端に幾分の欠けがあるも、状態の良いものです。後の回し姿も、なかなか見栄えがします。しかし、何と、横綱が俵に腰かけています。正面の凛々しい土俵入り姿に比べ、この落差、何を意図しているのでしょうか。考え過ぎでしょうか。
写真、右側、郷土玩具のダルマ貯金箱です。山形市の平清水人形としてのダルマです。陶器製、高さ12センチです。重量感が有って、がっちり出来ています。これより大きいもの、更に大きいもの、二種類は、既に収蔵済です。顔が独特、特に、眉毛と口ひげの立派なのが特徴です。