西園寺由利の長唄って何だ!

長唄を知識として楽しんでもらいたい。
軽いエッセイを綴ります。

衣紋坂

2017-12-13 | 浮世絵
これは歌川広重(2世・文政9〜明治2・1826〜1869年)の浮世絵だ。

タイトルは「江戸高名会亭尽播磨屋・新吉原 衣紋坂 日本堤」。
制作年は天保9〜11(1838〜40)年だ。

土手八丁といわれる日本堤の両サイドに茶屋がずらりと並んでいる。
この茶屋の手引きでも登楼することができた。
かごで通う客が多かったようだ。

柳が見返り柳で、手前の道が衣紋坂だ。
はりまやと看板が見えるのが有名な料亭だ。
すぐそこに廓があるのに、こんな廓外でも客が入ったようだ。

     
コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 大阪芸大  | トップ | 日本堤 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

浮世絵」カテゴリの最新記事