「俄鹿島踊」-5 2012-06-30 | 笑えます、長唄(c)y.saionji 踊り屋台の露払い、木遣りの登場。 長唄に出てくる木遣り唄は、 歌詞が少々卑猥になる傾向があるようだ。 「ヤレ 富士の白雪ゃ朝日で解ける 解けたらどうしたえ 娘島田はサァ 寝て解ける ヤレ ヨイヨイ 娘島田はサァ 寝て解ける その取り持ちは太鼓持ち 練るか 練れぬか 粟餅の これは根元 名代名代」 恋の取り持ちをするのは太鼓持ち。 持ちを「餅」に掛けて、粟餅屋を引き出してくる。 〓 〓 〓 tea break・海中百景 photo by 和尚
長唄協会下浚い 2012-06-29 | 仕事関係 今日は麹町紫山会館で、7月5日にあります 「長唄協会夏期演奏会」の下浚いがありました。 杵巳会の「操三番叟」から始まり、 松永派の「元禄花見踊」まで、21番の番組です。 国立小劇場で、11時半からです。 私ども今藤組は「勧進帳」を演ります。 三味線のみんな。 左から、長由利・政音・長貴世・長鏡。 ロビーにいた郁子氏と、囃子の望月太左衛氏。
どこに行くか 2012-06-28 | 仕事関係 今日は、来月長唄協会で演る「勧進帳」の練習をしました。 4挺4枚ですので、結構な人数です。 人数が多いと、タテの意思が伝わりにくいという 難があります。 私の理想とする演奏は、 全員が同じ気持ちで同じ方向に向かっていくというものです。 そのために、行くべき方向をきちんと指示します。 本来は何も説明しなくても、息と気で感じるものなのですが、 修行の浅い若者にそれを求めるのはちょっと無理。 ですから口で説明できることは、とことん説明する。 幸い、一緒に演らせていただく郁子氏も同じ考えをお持ちですので、 唄と三味線が一致団結して、同じ目的地に向かうことができます。 ついて来る若者も大変ですが、連れて行く方はもっと大変。 これもまた修行です。
学生気質 2012-06-26 | プライベート 今日は大阪芸大の日でした。 先週はJR四国が動かなくて、休講にしましたが、 大阪も台風の直撃で、午後から全科休講になったそうです。 結果オーライ! しかし、年寄りの常套句ですが 「近頃の若者は、一体どうなっているのだ!」 との思いを強くしております、私。 授業態度のことなのですが、あれは教育以前の 親のしつけですな。 もちろん例外もありますが、 なんとかしようと本気になると、こちらの胃がやられそうです。 とほほ… ジュリアスくーん!