西園寺由利の長唄って何だ!

長唄を知識として楽しんでもらいたい。
軽いエッセイを綴ります。

芸者

2019-01-31 | 浮世絵
これは歌川芳虎(生没年不詳)の浮世絵だ。
制作年は安政7(1860)年、タイトルは「花競今様姿」とある。

なでしこの部らしい。

   

書き入れは
「○子や もつれし枝の ○安き」

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昔の稽古場

2019-01-30 | 浮世絵
これは歌川芳虎(生没年不詳)の浮世絵だ。
制作年は慶応2(1868)年、タイトルは「浮世稽古荷上がり繁昌」とある。

恐らく端唄の師匠だろう。
米屋・酒屋・かんぶつ・さとう・ろうそく・あらものなどなどの木札が掛けてある。
普通は名前を書いたものだが、ここでは職業を書いたのだろうか。
いずれにしても大繁盛だ。

待っている連中は酒を飲んだり、鼻毛を抜いたりとてんでにしている。
昔の稽古はたいていこんな感じだったのだろう。

    
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明治の芸者

2019-01-29 | 浮世絵
これは小林清親(こばやし きよちか・弘化4〜大正4・1847〜1915年)の
浮世絵だ。
制作年は明治17(1884)年、タイトルは「武蔵百景之内 不忍弁天」とある。
池に浮かぶ建物が弁天堂だろう。
芸者がいるのは傍の料理茶屋か。

大鼓があり、三味線のばちがある。
宴の前だろうか、芸者も簡素な着物だ。

  
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芸者

2019-01-28 | 浮世絵
これは豊原周延(とよはら ちかのぶ・天保9〜大正元・1838〜1912年)の浮世絵だ。
制作年は明治2(1869)年、タイトルは「春色三十六会席 新吉原海老長」とある。
花魁は松本楼の今紫、芸者は西田屋のまつだ。

芸者が腕をなめているので、これから三味線を弾くのだろう。
これは胴の上にのせる腕が滑らないようにするためだ。
今のように滑り止めの胴ゴムがない時代の風習だ。
    
   

  
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今藤新年会

2019-01-27 | 仕事関係
きょうはお昼の1時から、日比谷の帝国ホテルで今藤の新年会がありました。

毎年お弟子さん達やお仲間が和気あいあいと集まり、
午餐を頂く顔合わせです。

ビンゴで素敵な景品がいただけるのですが、
わたしは今年も外れでした。

  今藤の最長老におなりになりました。政太郎師です。
  


    終宴後、家元と2ショット。
    
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