これは2代目歌川国貞(4代目豊国・文政6~明治13・1823~1880年)
の浮世絵「楽屋正月の図」で、制作年は文久3(1863)年とある。
座頭の部屋だろう、雛壇に役者の名前を書いた鏡餅が飾ってある。
左の張り紙には魚河岸や贔屓からの進上目録が書いてある。
成駒親方さまへ、幕一張、炭二十俵などの字が見える。
挨拶に来た女方に「まあこっちで一杯」と手招きしているのは成駒屋の親方、中村芝翫だろう。
何ともいい楽屋風景だ。
の浮世絵「楽屋正月の図」で、制作年は文久3(1863)年とある。
座頭の部屋だろう、雛壇に役者の名前を書いた鏡餅が飾ってある。
左の張り紙には魚河岸や贔屓からの進上目録が書いてある。
成駒親方さまへ、幕一張、炭二十俵などの字が見える。
挨拶に来た女方に「まあこっちで一杯」と手招きしているのは成駒屋の親方、中村芝翫だろう。
何ともいい楽屋風景だ。