まちみちふうけい

四角い枠に切り取られた風景は一瞬のもの、そんな一瞬を追い求めてこれからも相棒と走り続ける・・・

No.933 各駅巡り、大阪市営地下鉄谷町線(1)・・・空港あり地下鉄あり廃線あり

2018-05-15 19:15:35 | 鉄道
おはようございます。















2月の連休、風が強くて寒い日でしたがすっかりと晴れてくれたので大阪市内へと走りました。まずは国道25号線を走って柏原市内へ、市の中心部で西へと進路を変えて民家の中を抜けると畑の中に公園があり、その向こう側に八尾空港の風景が広がっている。更にその向こうには写真2枚目、あべのハルカスも陽炎に揺れている感じで見えている、このあべのハルカスの袂にはこの後行く予定にしている、そのわけはもうチョイ先の話としてまずは八尾空港、ヘリのホバリングの音がバラバラバラ~♪と響いている。飛行場敷地を沿うようにある道を進んで行くといろいろなヘリコプターの姿が見える、遠くからでは分からなかったが写真を見ると「ABC」に「KTV」とあるからテレビ局のヘリコプターらしい。その後はまた町中へと入り住宅地の中を進んで行くので飛行場の風景は見えなくなり、結局そのまま離れてしまうことになってしまう、最後の写真にあるのは八尾空港への入口に当たる所、ここは前に来たことがあるしここでもお伝えしたことがあります。さて、本題はここから、道路を挟んだ所にあるのがこれ↓↓↓



たくさんの紫の帯を模した車両が停まっています、これは大阪市営地下鉄谷町線の車両・・・なんて書くと今は大阪メトロやろ~と言われそうですが、巡ったのは2月でまだ大阪市の持ち物だった時のこと、と言うことで今回からお伝えしていくのは大阪市営地下鉄谷町線各駅巡りです。








車両がたくさん並んでいるその先が八尾南駅、ホームは地上にあり駅はその上にある、駅の表玄関へと続く自由通路を自転車を押し歩きで進んで行く。その途中に地下鉄の改札があるので駅名と経路を確認する、谷町線も昔よく乗ったことがある路線だが地下鉄となると地上に線路があるわけではないので知らない所ではどう行っていいのか分からなくなってしまう、今日は時間に限りがあるので結構長距離な路線、果たしてどこまで行くことができるのか・・・。八尾南駅の表玄関は駅ビルになっていてまるで地下鉄の駅とは思えない感じ、建物に邪魔されてホームの様子は見えないが、大阪地下鉄の発車メロディーははっきりと聞こえてくる。駅名にある通りここは八尾市、地図で確認するともう大阪市との境界線間近と言う所、地下鉄路線はその境界線で実線と点線が分かれている、八尾市が地下には線路を通すなとでも言った感じだ。その線路に沿うようにして進んで行くと大阪市に入り中央環状線へと出る、交差点を右へと曲がるとすぐに長原駅、長原と言うとこの付近では長吉長原と言う地名だが駅名は長原だけ、ここはなぜ谷町線の駅名の特徴でもある合体技・・・今は何のことだか分からないが後に出てくるのでお待ちを・・・使わなかったのだろうか?












次の出戸駅はJR天王寺駅、近鉄阿部野橋駅前から出ているバスの終点、写真2枚目にある出戸バスターミナルと同じ所にある、行先が同じでも経路は違うところを分け合っているのは市営の為せる技と言ったところか。ところでこのバスターミナルの左側にはフェンスがあり、ここから谷町線が沿うようになる長居公園通りの道が無意味に高架になっている。いやいや、これは決して無意味ではなく、この高架になった部分、フェンスの向こう側にはJRの阪和貨物線が通っていた、写真3枚目が線路の通っていた所で4枚目、5枚目がその左右側となる。線路がはがされてもう10年近くなるはずだが草が生えた荒地のまんまでまだ開発もされていない、立入禁止の看板も無造作に放りっぱなしになっている、以前は特急も走ったことがある路線も見る姿もなくなってしまった。しかし長居公園通りは交通量も多く周辺もビルが建ち並び雑雑しい雰囲気いっぱい、その雰囲気のまま真っ直ぐ西へと進むと次の喜連瓜破駅へとたどり着く、町名合わせ技駅名第1弾だがその由縁には当地住民の熱い思い、町と言うよりは摂津国と河内国それぞれの旧国の意地が相まみえてこの駅名になってしまったと言う感じである。そんなわけで今回は地下鉄谷町線各駅巡り第1弾をお送りしました、もちろん次回はその続きをお送りしていくわけですが、大阪地下鉄では最長距離の路線、この先都心へと向かうにつれて線路やホームは見れなくてもいろいろと面白いものが見えてくるような気がします。さて、そろそろ時間となったようです、その面白いものが何なのかはまたの機会として、次回も気楽にお越しくださいませ。        まちみち



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