まちみちふうけい

四角い枠に切り取られた風景は一瞬のもの、そんな一瞬を追い求めてこれからも相棒と走り続ける・・・

No.48 兵庫、ローカル鉄道を巡る旅・プロローグ編

2015-02-22 23:43:06 | 旅行記
土曜日はブログの更新が停まってしまいましたが、その理由は今年初めての輪行遠出の日帰り旅、朝早くに家を出て帰ってきたのが遅かったのですぐに寝てしまいました。

行先は兵庫県、奈良からは隣の隣ですがいざ行くとなると時間と実行力と天気の恵みが必要。今回は神戸から兵庫中部の加西市まで、目的はローカル線を巡る旅、と言ったところでしょうか。その記録を何回かに分けてお送りしていきたいと思いますが、本編については次回からとして今回はその時に撮った写真を何枚か紹介しておこうと思います。


(須磨の海岸)

(明石天文科学館)

(明石市のマンホール)

(三木市内、湯の山街道)

(三木城址)

(小野市にて)

(粟生駅)

(北条鉄道田原駅)

(北条鉄道播磨下里駅)

(北条鉄道長駅付近)

(北条鉄道北条町駅)

(北条の古い町並)

続きは明日にするとして、今日は眠たいので今回はここまでにしておきます。    まちみち









No.47 交野

2015-02-22 11:49:28 | まち
おはようございます。今回は交野市を走ってみようと思います。



奈良からは阪奈越えで使ういつものルート、生駒北部の国道168号線旧道の出店交差点、ここから西へ少し進むと大阪府四條畷市に入る。次の信号、道端に古堤街道の石の道標が立つ交差点から右へ細い坂道へと入る。
普通の民家が立ち並ぶ道だが途中には道標もあって、この道が枚方から延びている磐船街道だと分かる。国道163号線下田原交差点を渡り少し行くと橋があり道標が立っている。この橋から左へ行く道が清滝街道、付近は旧街道の雰囲気を残す古い町並が続いている。岩船街道は橋から北側へと進みやがて国道168号線に合流、そこは奈良と大阪の境界、ここから交野市に入る。


(清滝街道が交差する)

一旦国道を離れ岩船神社沿いの道を走り再び国道へ、ここからは狭い道にトンネル、急カーブの連続、下り坂と恐怖の区間となる。しかも車が多くて後ろからビュンビュンと抜かれて行く、こちらは下りでもスピードを上げるわけにもいかず慎重に行かなければならない。




坂を下りきった所で国道と分かれ旧街道の細い道に入り、私市の古い町並の中を走る。石の道標が立つ交差点から府道を通って国道168号線に戻り、JR学研都市線の踏切、第2京阪を過ぎると逢合橋東交差点にたどり着く。すぐ左側の天の川に架かっている橋が七夕伝説から名前を取っている逢合橋、交差点を右へ行くと砂子坂交差点。「笹の葉さらさら~金銀砂子」の『砂子』から名前を取っている。交野市にはこのように☆に関する地名が多い、星田、天の川、天野ヶ原・・・交野市の山手にある星田妙見は北斗七星をご神体にしていると聞いたことがある。


(私市付近)

(逢合橋)

砂子坂は京阪交野市駅が近く、この駅の東側には古い町並が密集している。この付近は東高野街道、磐船街道、八幡までを長尾経由で結ぶ山根街道と集まっているので、自転車での街道巡りには飽きない所。特にこの私部付近は狭い道に古い町並がよく残っている。



(私部付近)


私部から山根街道のあたる道を東へ行くと倉治の町並、津田、長尾へ至る府道738号線と枚方から奈良方面を山越えで結ぶ府道7号線が交差する所。今回最後に訪れる場所はこの府道7号線を入って第2京阪をくぐってすぐ、府道が分かれる道をまっすぐ走る。もうこの辺りには町の雰囲気はなく、目の前には生駒北部の山並みが広がっている。



(源氏の滝)

府道は奈良方面を右へ分かれて行くが、そのまま民家が立ち並ぶ道を真っ直ぐ進んで行って、やがて相棒で行けるのはここまで。ここから先は徒歩で、川沿いのコンクリートの道を歩いて行く。緩やかな上りを行くと、ああ、聞こえてきました、水が流れ落ちる音が。そしてたどり着いたのは源氏の滝、涼やかな雰囲気の森の中にあります。ここは去年の『にっぽん縦断こころ旅』で火野正平がとうちゃこしていた所。自分(一人称)もここでとうちゃこです。今回はここまでです。      まちみち