別に血迷ったわけでもないのだが・・・。この家を建てるとき、ウッドデッキと床暖房を希望した。
ちょっと格好いいじゃないか?そんな満足気分、ウキウキ気分があって嬉しくもあった。
旅先の宿泊施設で床暖にゴロンと横になったときの寛ぎ感(くつろぎかん)は、それこそ極上の至福と思われた経験もある。
ところが・・・。
電気式の床暖房は入居時に何回か使ってみたものの、その後パッタリと使わなくなった。何故か?
その場所にゆったりと座りまったりとするなんて時間は、我が家にはそうそうなかったのだ。
(今後、もっともっと爺ぃになって、ますますTV爺ぃになったとしても、床暖でくつろぐことが多いかどうかわからない)
まあ、ゆとりあるシニア・ライフとも縁遠いしね。ゴルフクラブとかフィッシング・ロッドなんかを磨いたりすることなんて無縁。
ウッドデッキもまた、知人宅に有ったり宿泊地のログ・キャビンなどから、ちょっとイイよね~と思ったりした。
小さいながら庭もある。そこでダッチ・オーブンを使って野外料理も楽しめたら・・・、なんてね。
でも広さといい、何といい(特に自分のイメージ作り)、まあ中途半端なのかね~。
結果、ウッドデッキはシロアリにやられたり、早くも朽ちたのか~と臍を噛むこともあったサ~。
(なんせ白蟻はナミブ砂漠にも棲息するってんだから、物凄いやね)
まあそれでも、金麦飲むには最高の場所となってくれる。いつかユカダンも・・・。
取説を見ると、シーズンオフや長く使わない時は「床暖房のブレーカーを落としてください」とあるので、やってみた。
仕様書では操作盤の消費電力は、3W以下となっている。(操作盤の時計も見ることはないし今は無用)
1日24時間、365日、毎時3W(1日3Wではなかろう)だとして計算すると、年間 26,280Wとなる。
これをどうみるかはともかくも、・・・。
いつか「しあわせ感」を持って床暖房のスイッチを入れる日まで、おやすみ~。
+++++++++++++++++血迷床暖+
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2019.5.27 大体、持ち家に幻想を持つと幻滅する。モデルルームで生活など出来やしない。床暖房に寝転んで寛ぐって別荘や旅先だけの話。
2020.3.23 血迷ったかどうかはともかく、普段使わない床暖房も活用できる日がいつか来るかもしれない。空間的には邪魔にもならぬ。
2020.6.9 私みたいのを“宝の持ち腐れ”って云うんだろうかね。70の私、それよりもこの頃“しまい無くし”が問題に。